どこまでも青く。

世界一周後に一軒家を買い、妻とちくわとゆったり暮らす。楽しく子育てしよう。

知識が増えるごとに世界が狭くなる。

本を読むと知識が増えて世界が広がると思ってたんだけど、なんか違うかもしれないと思って来た。

単純に本を読んだら知識は増えるけど、それで知ったつもりになって、逆に行動しなくなっている。

僕自身は読書は好きだけど、その本に書いてあることに縛られていくような感覚がある。

それは本だけではなくてネットニュースとかでもそうだ。

特にネットニュースはなんとなく見てしまうからたちが悪い。

 「老後を幸せに過ごすための3つの方法」とか

「男性ドン引き!女子のモテない仕草」とかね

いや、見ちゃうんだけど、なんか見て満足したことってほとんどない。

どうしても万人に当てはまるような情報になりがちだし。

老後を幸せに過ごすには

→貯金をする

とかね。

いやわかってるよ!わかってるけど出来ないの!自分はどちらかというと年を取ってからの100万より若いころの10万円が価値がある派だから!

、、でも貯金しないとヤバイかな。。でも何千万も貯金とか無理だろ。。

みたいにただちょっと不安になっただけっていうね。

こういうのも鵜呑みにしちゃうと危険だよね。

 

例えばじゃあ、節約の為に来週の飲み会は行くの辞めよう!ってしたとして、

もし行ってたら後々結婚する運命の人と出会えてたかもしれない。

そんなことないだろとか思うかもしれないけど、結婚する相手なんて大抵何気ない出会いからだし。

毎日を幸せに生きるのが大事なのに、将来の漠然とした不安を考えて不幸になってるって意味わかんないよね。

女性の仕草とかもなんか、みんなが同じような仕草してたら何にも魅力感じないけどなぁおれは。

別にいちいち仕草がかわいらしくはないけど、なんか自然体に生きている人が自分は好きだ。

そもそもおれもその情報をいれてなければ、ああかわいいなぁと純粋に思えてたかもしれない。

情報を入れてしまうと、なんとなくその情報に引っ張られてしまう。

「失敗しない◯◯」とか、なんだか失敗してはならない気がしてしまう。

 

ただ知識が多くなりたい、と思ったことはないけど、自分が興味があることは知りたい、と思う。

でもそのために本を読んだら、なんとなく知ったつもりになって満足してしまうことがある。

ここまでネットが普及してなんでも情報が得られる時代になると、実際に経験することが逆にすごく価値があることになっていくんだと思う。

 

知識はもうインターネットにある。価値があるのは、経験だけになる。

 

インターネットがない時代に自分で調べて得た知識は、今みたいに簡単に出てくる情報より、深く自分に残った。

もちろんインターネットで色々なことを知れるきっかけは多くなったから、

結局は情報とどう付き合うか、ってことなんだろうな。

 

知った気になって何も行動しないのではなく、

知った情報をきっかけにして、実際に体験してみるようにしよう、と思った。

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yonksy.hatenablog.com

 

鬱だった頃の日記

こないだ嫁とmixiの話になって、久しぶりに昔の日記みたら

あーこれやっぱり軽い鬱だったんだろうなあと思ったので、ちょっと紹介します。

 

以下日記より。

 

昨日がドラマ最終日だと思ってたら、あと一日追加だって、、ふざけんな!(`ε´)


この前、ドラマで人生の中でもっとも辛い四日間を過ごしました。

今までの辛いのとは、比べるに値しないほどきつかったです。

まず、

「4日間合計で、五時間ぐらいしか寝れなーい」

二時間、二時間、一時間。

 

「休憩がなーい」

 

休めるのは昼飯と晩飯だけ。

 

「環境が辛すぎーる」

四人しかいないドラマにおれがいるってやっぱりオカシイだろ?
トランシーバーつけるのに普通は3、4年かかるのに、初ドラマでつけるってオカシイだろ?

走ってるのに、「走るのが遅い」
朝からず~っと走り回ってて、夜中二時に常に全速力で走れるかよ?

 

「読めない展開~」

 

4日目は千葉県のデカイ倉庫でロケ。


撮影場所は四階、仕込みは四階と五階。


一階から四階を階段で往復しまくり。

汗だくなんてもんじゃない。
足が痙攣だよー。

 

しかも後輩がくる。
結構ドラマの応援とかいってるやつね。


そいつとクラクラの状態からスタートして、比べられるわけで。

 

「怒られ続ける」


現場では、「はい」と「すいません」しか言わないです。

  

絶望というか地獄というか。
頭がおかしくなって死にたくなって辞めたくなって。

 

考えるヒマもなく仕事はまた始まる。

しかも、先読み、先読み、先読み。


言われてからやってたんじゃダメ。


用意も完璧に。

 

 

だいたいなんでおれだけこんな感じなの?


なんでこんなドラマにつけられるの?

 

同期は楽な仕事についてるってのに、、

 

先輩はどんどん辞めてくし。

 

オカシイよ、オカシイ。

 


はっきりいって


もう限界です。

 

こんなのやってられないよ

 

求められるレベルが、おれには高すぎる。

 

無理。

 

逃げ出したいよ。マジで。

 

でも先輩達はおれを気遣ってもくれる。
期待してるから怒る。

わかってはいるけども。

 

キツすぎてもう考えられるレベルにない。

 

どうしたらいいのか、出口は見えないまま。

 

 

引用終わり。

  

うーん、苦しんでますなぁ。

辛かったなぁあの頃。。

まあ自分で選んだ道だし、先輩達も誰も悪くないし、今では感謝してるけど、とにかく辛かった。

周りに何も希望が見えないし、なんでこんなことしてるのか、とか考える余裕もない。

ストレスで全身が痒くなったりして眠れない時もあった。

その反動で、今の幸せが本当にありがたく感じる。

ちょっと辛い仕事があってもあの頃に比べれば屁みたいなもんだし、あの頃身に付いた技術が今の自分を支えてくれるし。

まあ大した技術じゃないんだけど、、

そういえば毎日シャワー浴びながら無意識にめちゃめちゃ舌打ちしてたな。。

 

ただあの頃がものすごく不幸かというと、そうでもない。

仕事のやりがいはめちゃめちゃあったし。

自分がやった仕事が全国に流れるのは、やりがいでしかない。

 

最近、電通での過労死のニュースが話題になったけど、ああいう風になってしまうのは悲しいけど、気持ちがわかる。

死ぬぐらいならやめればいいのに、とおれも思ったけど、なんていうか理屈じゃないんだよね。

余裕が無さすぎて、色々と客観的にみることができなくなる。

どうやら睡眠不足で脳が正常な判断ができなくなるらしい。

きっとそういう風に働いてるのは電通だけじゃないし、日本の会社にはいっぱいあると思う。アメリカの会社にだっていっぱいあると思う。

 

貧しい国だったら今でも奴隷とかあるし、そこまでじゃなくても劣悪な環境で働いててもそれが当たり前だと思ってるから、客観的に見たらおかしいことでも受け入れてる人が世界にはたくさんいる。

幸せに働けてる人って、世界でどれぐらいいるんだろう?

 今幸せに働けてる人もある意味たまたまだと思うし、もしかしたらブラック会社に入ってたかも知れない。

僕たちは「たまたま」幸せに働けてるだけなのかもしれない。

 

ブラック会社に入る人は努力してこなかったからだ、という考え方もある。

確かにそういう人もいるだろう。

だけど自殺してしまった電通の女の子は、1日12時間勉強して東大に入ったらしい。

仕事で悩んで自殺してしまう人は努力していなかった、とはならない。

むしろ頑張れてしまうからなのかもしれない。

 

日本は自殺が多い国だ。

鬱までいかなくても仕事で悩んでる人はすごく多いんじゃないかと思う。

自分も悩んでいた一人だ。

 

過労死、または自殺までいってしまうかそこまでいかないかの差は、

周りに頼れる人がいるかどうか、その人に頼ることができたかだと思う。

恋人だって関係性によっては相談出来ないだろうし、自分は親にも言いづらかった思い出がある。

周りに辛そうな人がいたら、こちらから聞いてあげることが大事だと思う。

周りからみておかしくても、当事者はわからないこともある。

辛くても周りに頼れない人も結構いる。おれもわりとそうだった。

仕事で悩んでいることは「恥ずかしい」

辛くてやめて逃げ出したいのは「かっこわるい」

そんな情けない奴だと思われたくない。

そう思っていた。

それでも話を聞いてくれる人がいたから、深刻な鬱にはならなかったのだと思う。

 

自分のように仕事で地方から東京に出てきた人は、大抵友達がいない。

それで過酷に働かされて会社でも罵られたりしたら、誰だって鬱になってしまうよ、と思う。

たまに地元に帰っていたのだけど、その時間が自分にとって本当に救いだった。

その時間があるから、なんとか頑張れたのは間違いない。

地元に帰る休みさえ取れなかったら、本当に無理だったと思う。

 

こう思い返すと、自分は本当にたくさんの人に救われてきたんだな、と改めて思う。

 

電通の自殺してしまった女性のお母さんの無念さが、心に刺さる。

 

www.buzzfeed.com

 

僕たちができるのは、もうこういったことが起こらないようにすることだ。

辛そうな友人がいたら、LINEではなく、直接話を聞きに行ってあげたいと思う。

 

どうしても周りにある幸せは忘れがちになってしまうけど。

当たり前ではない幸せに感謝して、毎日暮らしていきたい、と思った。

 

逃げ恥のガッキーのかわいさから考える、かわいさの価値について

逃げるは恥だが役に立つ、見てますか?

ガッキーの可愛さが社会現象になっているドラマですね。

www.youtube.com

 

まず自慢から入りますが、

僕は仕事でガッキーに会ったことがあります

 

どうだい、羨ましいかい?

 

すいません調子に乗りました

 

逃げ恥のガッキーのかわいさはもう、世の中のすべての社会問題を

「でもガッキーがかわいいから、まあいいかなぁ」

で解決できるぐらいかわいいですね。

ガッキーが、このドラマでなぜあんなにかわいく見えるのかと、

「かわいさの価値」について考えます。

 

なぜ逃げ恥のガッキーはかわいく見えるのか?

 

ガッキーはですね、もともとかわいいのは知ってたしみんな知ってたけど、なんか逃げ恥のガッキーおかしくない?かわい過ぎるだろ?ってなってると思うんです。

その要素は色々あると思うんだけど、実は撮り方にも関係してるのを見つけました。

 

www.tbs.co.jp

7話が29日まで見れます。

28分15秒くらいからと

33分15秒くらいからを見ればわかります。

ああ、かわいい。

こういう誰かを見つめてる角度のガッキーはやばいかわいいですね。

これ多分、撮影を重ねてガッキーがより可愛く見える角度がわかってきたんじゃないかと推測します。

カメラを見るガッキーじゃなくて、誰かを見るガッキーの方がたまらないわけですね。

そして若干のおどおど感、ああもうかっわいい。

 

降る雪が全部ガッキーならいいのに。

 

撮影スタッフの間ではガッキーをかわいいって言うの禁止してるらしいんですけど、みくり(ガッキーの役名)が恋をしてる様子がかわいすぎて我慢出来ないらしいです。

あとは、今回のみくりというキャラとガッキーの組み合わせが素晴らしいんでしょうね。

正直映像の細かい部分ではちょっと気になるところもあるんだけど、もう話が面白いからいいんでしょう。なぜから、ガッキーがかわいいから。

 

実は最初の方見てなかったんですよ。録画はしてたんですけど。

なんか設定もよくある感じだしそんなに面白そうではないし。

でもちょっと見たら「あれ、ガッキーってこんなにかわいかったかな、、」ってなって、星野源とのやりとりがもどかしくて、展開とかはベタなんだけど、

そのベタがいい!胸がキュンキュンします。

今からでも見れるなら見たらいいと思いますよ!

この可愛さを見逃すと損ですよ!!!

かわいいの価値 

さて、かわいさの価値について改めて考えます。

ここからが本当に言いたいところです。

今まで仕事で数々の女優さんと仕事をしてきたんですけど、もう堀北真希とか綾瀬はるかとか、とんでもなくかわいいわけですよ。

町にいるかわいい娘が80だとしたら、215くらいかわいいです。

思ったのが、こんだけかわいいと性格とかマジで関係ないな、ということ。

普通結婚する時って、容姿もすごく大事だけど、性格も大事じゃないですか。

見た目がいいから付き合うのはあるけど、さすがに結婚になるとちょっと考えますよね。

だけどもう、ガッキーとか堀北真希とか綾瀬はるかレベルになると、たとえ性格が悪くても結婚したいんですよ男は。

そうかなー?まあかわいいけどさーとか言ってるそこの男性、会ってみればわかりますよ!!あなたが昔好きだった学校のマドンナの、倍はかわいいんだから!!

正直別に堀北真希もキレイだなとは思ってたけど、そんなに好きではなかったんです。

だけど初めて堀北真希に会った時、出てきた感情は

ああもうなんかごめんなさい好きですっていうかあれですかお人形さんですか?

でした。

誤解してほしくないのは、自分は別に面食いではないんですよ。かわいい娘は好きだけど。あれ、じゃあ面食いか?まあどうでもいいやそれは。

 

何が言いたいかというと、本当にかわいい人だと色々常識とか超越してしまうのです。

 

かわいい人を見ると幸せじゃないですか。

でも、ぼくらは毎日ガッキーにも堀北真希にも会えないですよね。

 

だけど、ガッキーと会うのと同じくらい幸せになれる方法があるんです。

 

そう、それが自分の赤ちゃんです。

 

自分が生まれてから死ぬまでで一番かわいいと感じるのって、自分の赤ちゃんじゃないかと思うんです。

子供は3歳までで親に一生分の恩返しをする、と言われてるくらいかわいいですよね。

 

しかもガッキーに直接かわいいなぁ超かわいいなぁと言いまくったらただの変態スタッフでおそらく現場を外されますけど、

同じくらいのかわいさの存在に、めちゃめちゃかわいいと言えるんです。

 

これやばくないですか?

 

ガッキーと一緒に住んで、かわいいと言えるんですよ?

 

ツンツンとか出来ますよ?もし本物のガッキーにツンツンしたら逮捕ですよ?

 

最近チワワを飼い初めてわかったんですけど、

チワワを飼うと、かわいくて毎日笑顔になっちゃうんですよ。

嫁も笑顔になるし。

 

幸せだから笑顔になるんじゃなくて、笑顔になると幸せになるんです。

 

かわいい→笑顔→幸せですね。

 

だからガッキーのかわいさは日本中を幸せにしてるんですね。

 

幸せだと、社会問題なんてどうでもよくなりますよね。

だから

 

ガッキーは社会問題をも解決する日本の宝だし、赤ちゃんもまた、日本の宝なんです。

 

ガッキーと赤ちゃんに言いたい。

 

 

生まれてきてくれて、ありがとう。

 

なぜブログを書くのか?

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なぜブログを書くのか。

 

大前提に小遣いが欲しいっていうのがあるんだけど、それ以外にも理由がある。

それは

家族の記憶を残したい

影響力を持ちたいから

だ。

 

まず小遣いについて。

小遣いと書いたけど、実際稼げるならそれなりに稼ぎたい。

なぜか?別に今の仕事は嫌じゃないから、仕事辞めたいとかではない。

幸せになりたいからだ。

 

お金と幸せの関係は切っても切れない。

お金があればイコール幸せではないし、貧乏だから不幸というわけではない。

これは本当にそう思っている。

旅をして、日本より貧しい国の人達が日本より幸せそうだったのをたくさん目の当たりにしてきた。

だけど最近子供ができて、子供のことを考えた時に、子供がやりたい習い事を金銭的な理由でさせてあげれないとか、すごい嫌だなと思った。

日本という国では、お金が幸せに大きく関わるのは間違いない。

嫁が着たい服を着せてあげたい。なんでも買ってあげるほどでなくていい。

たまに家族で贅沢をして楽しい思い出を作ったりしたい。

さらに言えば、二人目が欲しい、となった時にぶっちゃけ今の収入では生活が厳しくなるのが想像出来る。

もしかしたら二人目はちょっと考えなきゃならないかもしれない。

 

でもよく考えたら、

金銭的な理由で子供を諦めるって、ありえないでしょ

 

そうなるとまずは本業で収入を増やせばいい、となる。

もちろん出世するために努力はしてる。

だけど会社の仕組み上、給料が上がるスピードは限界がある。

優秀な人は別かもしれないけど。。。

いやそもそも上がっていくのかもわからないけど。。

 

では転職するのか?

今の職場環境は気に入ってるし、なにより今より忙しくなるのは勘弁だ。

なぜなら、労働時間の短さが今の職場で一番気に入ってているところだから。

家族との時間は大事にしたい。お金を稼ぐために忙しくなるのは本末転倒だ。

ほとんどの働いてる人も、転職はなんだかんだ勇気がいることだと思う。

 

そこで副業ということになる。

株やFX 等を調べたり色々試行錯誤した。

なんだか頑張っていけば稼げそうである。

だけどふと思った。

 

お金の為だけに副業をするのはなんか違うのではないか?

 

人生において一番貴重なのは「時間」である。

その大切な時間を消費するに値することがいいと思った。

お金プラス、何か付加価値が欲しい。

そこでたどり着いたのがブログだった。

なぜ、ブログなのか?

 

自分の人生の記録を残すことができる。

世界中を旅してきて、その時のことをブログに書いてきた。

ブログ以外にも持っていた手帳に書いていたが、旅の途中で半分なくしてしまった。

手帳はなくすリスクがある。

自分の手帳に書けばいいと思うかもしれないけど、反応があると楽しいじゃん?

あと、たまに自分を振り返って読むと、今の自分と比べられたり反省したり出来て楽しい。

そしてこれからの時代、いつか自分の子供が自分のブログを読む日が来るだろう。

正直子供に見られるのは恥ずかしいという気持ちはある。

だけど、子供が親父はこういう風に考えてたのか、、とか自分は小さい頃こんな感じだったのか、、こんなことしてくれたのか、、と見れることは素晴らしいことではないかと思う。

よく親に小さい頃あそこに連れていったねーとか言われても、悲しいことに全く思い出せない。

嫁との思い出も記録に残さないと、どうしても薄れてしまう。

喧嘩した時にいろいろ見直すのもいいかもしれない。

そして、ブログのネタにするために行動的になる、といういい副作用もあるだろう。

例えば韓国の大統領のニュースを見て韓国のことを書こうと思ったとして、書くために少し勉強するために本を読んで詳しくなって韓国に対する偏見がなくなったりもう旅行行っちゃったりとか、そういうのもあると思う。

気になるイベントにも実際行ってみないと書けないし、自然と行動的になって、結果ハッピー。なにこれやばい。

 

影響力を持ちたい。

もしブログが人気がでてたくさんの人達が見て影響力が持てるようになったら、したいことがある。

それは、自分がみんなに知って欲しいことをたくさんの人に伝えること。

友人がNPOである活動をしている。

 

haretal.jp

 

今の自分がFacebookでシェアしても、見てくれる人の数はたかが知れてる。

意味がないということではないけど、やっぱりたくさんの人に知ってもらうことで世の中が良くなるということはある。

僕は医者ではないし、命は救えない。

だけど自分のブログがたくさんの人に見てもらえるようになって、それでもし救われる命があったら、それはどんなに素晴らしいことだろう

 

、、なんかかっこいい事書いたけど、

本当はブログの収益でニンテンドークラシックミニが欲しいだけだよ?

 

あともうね、自分が書いた記事がいっぱい見てもらえると本当に嬉しい。

ブックマークしてくれたりスターくれたりね。

これなんだろう承認欲求ってやつなんだろうけどね。

欲求に素直でありたい。

とにかく楽しいのです。はてなブログ。

 

はてなブログと連携してるはてなブックマークとかはてなダイアリーっていうサービスは色々な人のブログが見れてとても面白い。

話題になった保育園落ちた日本死ねもはてなダイアリーですね。

anond.hatelabo.jp

 

ここから大きな社会現象になって国会で答弁されるまでになった。

 

今ほとんどの人がスマホを持っていて、生活の中でかなりの時間を使っている。

2ちゃんねるまとめをみたりスマートニュースを見る時間を半分にして、ブログを書いてみたらどうだろう?

一時期2ちゃんねるまとめやスマートニュースばっかり見てて、なんか時間の無駄だなぁ。。と感じていながらもダラダラ見ちゃってた。

何かでも飽きたし別にあんまり面白くないからよし辞める!と決めた。

それからnews picksっていうビジネスニュース系のアプリを取って、たまに見てます。

 

NewsPicks [ニューズピックス] - ソーシャル経済ニュースアプリ
NewsPicks [ニューズピックス] - ソーシャル経済ニュースアプリ
開発元:UZABASE, Inc.
無料
posted with アプリーチ

 

ニュースを業界人がコメントで解説してくれてるから結構面白い。ホリエモンとかもコメントしてるし。

社会人には結構オススメです。

自分みたいなあんまり世間のことよく知らない人も、なるほどそういうことか。。ってなって、どこかで話題が出た時に覚えたことを話すとちょっとドヤ顔出来るようになります。笑

 

社会問題もブログに書いていきたいけど、勉強不足だからどうせならちょっとでも勉強してから書きたい、と思ってる間に時間が経ってしまうこのジレンマ。。いや言い訳だけど。。

 

最近は育児本も読みたいし小説も読みたいの溜まってるし映画も見たいしガッキーかわいいなにこれかわいすぎて生きるの辛いあーおれもガッキー雇いたいよおみたいになってるけど、色々と頭を整理したり出来るしインプットからのアウトプットが大事だからやっぱりブログっていいよね、という話でした。

 

はてなブログ開始一ヶ月でのアクセス数と、アクセスを伸ばすために行ったこと

はてなブログを始めて1ヶ月経ったので、

アクセス数、アクセスのためにやったことなど報告します。

 

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このブログの記事を参考にさせていただきました。

www.hitorigurashinobibouroku.com

 とても参考になりました。

同じくらいにはてなブログを開始していてるけど、すごいちゃんとしてる。。すごい。。

 

自分はアメーバオウンドからはてなブログに移ってきました。

はてなブログって横のつながりがあってめっちゃ面白い。

他の人のブログも普通に読み物として面白すぎる。

アフェリエイトでおこずかい稼ぎも出来る。最高です。

 

始めたきっかけは、友達がはてなブログやってたから。

 

www.kirikuchi.net

面白い人が書くブログはやっぱり面白い。 

このブログで紹介してる本はめっちゃ読んでます。

 

で、

自分のブログのアクセス数はこちら↓

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10月19日にフェイスブックで連携したらみんな見てくれて350PVとかいきましたけど、その後は100に届かないくらい。

更新しないと10以下。少なっ

まあでも最初はこんなもんかなぁ。。

書いた記事の数としては11と少ないし。

昔のブログから移行したのも内容は薄いしアクセスには繋がってないっぽい。

でも自分的には旅中の記録だから貴重な財産です。

一番アクセスが来るのはウユニ塩湖の記事とかです。

もう少し詳しく書いたのを更新しようっと。

記事をもっと書けば伸びるとは思うけど、とにかく数を更新するという感じではないから無理のないペースで更新したいと思ってます。

これから粛々と頑張ります。

 

今までにやったこと

 

シェアボタンの配置

 

ブックマークとかシェアとかしやすくする為のボタンを配置しました。

いろいろ探したけどこちらの記事のを使わせていただいてます。

shiromatakumi.hatenablog.com

 ただコピーしてHTMLってやつにペーストするだけ。

素晴らしいです。こういうの本当にありがたいです。

 

グループへの参加

はてなグループへの参加。

初心者のグループとか育児のグループとかアラサーのグループとか、、、近い境遇の人のブログは参考になるし親近感がある。

同じ時期ぐらいに始めた人でもすごい面白いなあと思って読んでるのは、アカガメさんのブログ。

www.akaikameike.com

こういうのって書きたいけど書けないよなあ。。 

 

ブログサービスへの参加

 

ブログ村っていうブログサービスに登録しました。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

 

いろんなブログが集まるサイトです。

日本最大のランキングサイトらしいので登録して損はないです。

ちょっとだけここからのアクセスもあります。

 

フォイスブックとの連携

フェイスブックと連携すると友達が見てくれるので、アクセスが伸びます。

最初はなんか恥ずかしいなあと思ったけど、よく考えたら何が恥ずかしいんだろう?と思った。

メリットの方がどう考えても大きい。自分の考えに対して友達がどう思うのかも気になるし。

 

ツイッター

 

ツイッターやってなかったけど、始めました。

フォロワーを必死に増やしているところ。

地道に呟いたり相互フォローしたりしてます。

 

デザイナーズウィークの火事について呟いたら百回くらいリツイートされて、

ウヒョーやべえこれがバズるってやつ!?やっべえぞやっべえぞ!

 

、、え、てか通知止まらないんですけど、、ヤダなんか怖い。。

 

ってなりました。

でもアクセスはさほど伸びませんでした。世の中そんなもんです。

というかそもそもバズと言えるほどではないのか?

バズって何リツイートからなんだよわかんねえよ。。

 

ブログのノウハウ的な情報の収集

 

こうすればアクセスが伸びる!とか収益が上がる!とかいう記事をたくさん見ました。

だってアクセス伸びたいもの。収益あげたいもの。プレイステーションVR欲しいもの。

せめてニンテンドークラシックミニが欲しいーーー

 

参考にしたのはこちらのブログです。

www.hitode-festival.com

「詳しくなくても書いてもいい。」

「むしろ初心者に向けて書くべし」は目からウロコでした。

 

そもそもブログをどういうブログにしようか悩んでいる人はこちらもどうぞ。

www.life-abstract.com

自分はとりあえず雑記ブログでがんばります。 

 

はてなブログプロに登録

 こちらの記事を参考にさせていただきました。

hatebumaru.hatenablog.com

 

迷ったけど、ブログを本気で頑張るけじめの意味でも登録しました。

月700円くらいかな。

 

自分的に魅力的だったのが

・ログ記事の下に表示される広告を、非表示にできる。

→何と言ってもこれ。これができるとグーグルの広告が貼れる、らしい。

 まだやってないからわからないけど。

・はてなキーワード自動リンクオフ 

→はてなキーワードマジで邪魔。ありがたい。

・はてなカウンターが使える

→これ結構いい。詳細なアクセス解析がみれる。検索単語とか。

グーグルのサイト解析するグーグルアナリティクス?見方が難しくてよくわからんからこれの方が見やすい。そもそも初めて一ヶ月でそんなに詳細に解析する段階にないし。

・独自ドメインが使える

→これもまだ検討する段階ではない感じかな。

 

そんなところです。

あ、もちろん収益は今のところゼロです。

 

世の中甘くはないのです。

 

収益欲しい収益欲しい収益欲しい、、、任天堂クラシックミニ欲しい、、

 

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

 

 収録されてるタイトルが本当に分かってるなあと思う。

そりゃ品切れでプレミアつくわ。

 

ブログをなぜやるのか?って話はまた別で書こうと思います。

 

来月はとりあえず今月を上回るのが目標です。

昔の記事のリライト(アジカンじゃない方)もしていこうと思います。

ネタは思いつくは思いつくんだけど、ちゃんと記事になるまで結構時間かかっちゃうんだよなぁ。。

これはひたすらやるしかない。

今でも、やべえ俺のこんな記事でもシェアしてくれる人こんなにいるんだ、、ってなってウキウキしております。

最初は誰でも初心者。初心者は周りから学んでひたすらにやるしかない。

これからも地道に頑張ります。

 

 

妊娠中に育児本を買うことは、親が子供にあげる最初の愛である。

妻が妊娠して、ふと思った。 

 

妊娠中に育児本を買うことは、親が子供にあげる最初の愛ではないか?

 

自分の子供には幸せになって欲しい。

そのために親は何ができるだろう?

生まれる前にできることは、子育てに対する知識をつけることではないか。 

学力が高い子供になって欲しいわけではない。

人生の困難を楽しんで乗り越えれるような子になって欲しい。

 

そんなわけで、育児本を読みあさっている。

その中でも、読んでよかったと思ったおすすめの本を紹介する。

これらを読んで、あなたの子供に最初の愛を与えてみたらどうでしょうか。

 

おすすめ育児本

 

まずは最近話題のこちら。

「学力」の経済学

「学力」の経済学

 

 林修先生がテレビで紹介してバカ売れ中だ。

 

読んでみたが、非常にためになる本だった。

ひたすら科学的根拠に基づいて教育論を説明していく。

ランダム化比較実験をして導き出した幼児教育の重要性、教員の質の上げ方などが紹介されている。

教育学とかの話がほとんどなので、子供がいない人が読んでも面白いと思う。

 

子供の褒め方もコツがあるという話とか、日本の教育システムが海外に比べてこういう風に遅れてるとかそういう話が面白かった。

 

だけどなんか小難しいわこれ!いい本だけど好きな本ではないわ!

なんか途中の実験方法の説明とかわりとどうでもいいわ!

 

、、、でも読んでよかった。

とりあえず1番大事だと思ったのは、幼児期教育で伸びるのは学力ではなく、やり抜く力だということ。

やり抜く力、大事でしょ!

幼児期教育を受けることでやり抜く力がつき、結果的に平均年収が高いのだとか。

自分は大人になっても中途半端で終わることがほとんどだから、自分のこどもにはやり抜く力を付けて欲しいと思う。

 

 

そしてこちら 

 

16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ

16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ

 

なんかタイトル難しそうだけどめっちゃ読みやすい。

 

とりあえず図鑑推し!笑

図鑑か〜発想になかったけど確かにいいなあ。

子供と図鑑を見て、そのあと本物を見に行くことで子供大興奮→図鑑やべえ楽しい→学ぶの楽しいループ。

子供が小すぎる頃に英語を習わせるのは良くない(かもしれない)とか、脳科学の観点から様々なことが書いてある。

脳科学ってなんか難しそうだし、脳科学か、、なんか脳科学的考えて子供を育てるのってちょっとなあ。。と思うけど、やっぱり知っておいて損はないし、あくまで「脳科学の観点から見ると」だからそれに沿って育てなきゃとか、そういうことではないし。

言ってしまえば賢い子になって欲しいとも思ってないけど、音楽教育するなら何歳がいいとか知っておいたほうが習い事させたりするのも無駄にならないしいいかなと思う。

というか本当に読みやすいから!わりとあっさり読めるよ。

 

続いてこちら

 

 

子どもはみんな問題児。

子どもはみんな問題児。

 

 これ買ってから気づいたけどぐりとぐらの作者の人でした。

ぐりとぐらの人って保育士だったのね。

 

子どもらしい子どもは、ひとりひとり個性がはっきりしていて、自分丸出しで堂々と毎日を生きています。
それで大人から見ると、世間の予想をはみ出す問題児かもしれません。だからこそ、かわいいのです。
子ども同士で集まると「お母さん自慢」をして喜びあい、大好きなお母さんが本当に困った時には、ちゃんと気配を察知する力をもっています。いずれも私が17年間保母をして、知った子どもの姿です。
(本書「はじめに」より) 

書いてある内容は最初の二つとは違って科学的ではなく、経験からきていることだ。

正直、なんとかおばさんのなんちゃらかんちゃらみたいな本はあまり好きではない。

だけど子供は問題児のほうがいい、というのは共感できた。

 

 一生懸命意地悪をする子がいます。

よく考えつくと思うような意地悪を次々にして、みんなからとことん嫌われ、やっと意地悪をするよりは親切にするほうが気持ちいいのだと気がつきます。

そうやって小さい子供の時代は、遊びながら人間関係を学んでいくのではないでしょうか。

 

なるほど、その通りだ。

人生において人間関係は大事だ。大きくなって子供が人間関係に悩んでニートにならないためにも、小さい頃は問題児くらいのほうがいいのかもしれない。

 

そのほかにもおすすめの絵本などが紹介されていた。

大人が読んでも面白い絵本がいいと。子供を膝に乗せて一緒に読むことで怖い場面も子供は安心する。

悪いことをした人は大体悪い目にあう。

そういう生きていくのに基本的だけど大事なことを学ぶことができるのが絵本であると。

スマホで動画見せるのもいいけど、親子で絵本はやっぱり鉄板だね。

中身は文字数も少ないし絵もあるし本当に読みやすい。

あまり本を読まない人もこれなら読めると思う。

番外編 

ていうかマジ活字とか無理なんですけど

 

でも妊娠中のことや出産のことが知りたいんですけど

 

というあなたや奥さんがそういう人にはこちら

 

マンガで読む 妊娠・出産の予習BOOK

マンガで読む 妊娠・出産の予習BOOK

 

 

こういう系の本いろいろ読んだけど、これが一番内容が濃いし漫画的にも面白かった。

もうとにかくリアル。

これ一冊でもう妊娠出産のほかの漫画ノウハウ本はいらないと思う。

漫画だけど文字が多めで、でも本当に面白い。素晴らしい。

「子供が可愛く思えない」というのはマタニティーブルーの一種であるとか知らなかったし、抱っこ紐はどこのがいいとか役に立つ情報もたくさんだ。

レビューで評価が高いのも納得。

妊娠中の友達にあげるならこの本が間違いないだろう。

 

 

れもん、うむもん! ――そして、ママになる――

れもん、うむもん! ――そして、ママになる――

 

 

出産は本当に大変だ。これを読んで改めてそう思った。

めちゃめちゃ読んでよかった。

「産後うつ」は誰でもなるんだと思う。

でもきっとこの本を事前に読んでいれば、うつにはならないんじゃないかと思う。

漫画だから読みやすいしママのリアルな感情がありのままに面白おかしく詳しく書かれている。

もし、自分が出産祝いか妊娠祝いにあげるならこの本を送りたい。

旦那さんも読んでおくと奥さんがいかに大変かわかるからオススメです。

最後はちょっと読んでて感動した。

 

まとめ

紹介した本は何度も読み返すと思う。

一回読んでも全部覚えられないからだ 笑

 

書いていて思ったけど、僕らは子育ての教育を受けていない。

 

子育ての知識は何にもない。

 

当たり前のように子供が生まれたら子育てを始めようとしてるけど、大丈夫なのか?

 

周りのなんとなくの子育て論に頼るのは、危険ではないかと思う。

 

生まれたらこういう手続きをしてベビーカーはどれが良くて、、とか、そういうのは必要な情報ではある。だけど

 

自分の子供はどういう子に育って欲しくて、

そのためにはどうしたらいいかを知っておく方が大事ではないか。

 

きっと子供が生まれたら余裕がなくて本を読んでいる時間もなかなかないだろう。

 

正直、自分の思った通りの子にならなくてもいい。

 

だけど、少しでも子供にはいい人生を送って欲しいと思っているから、子供が幸せな人生を送りやすいように、情報を持っておきたいと思う。

 

その情報を持ち合わせて、夫婦で子供について話し合う。

 

それが自分たちが子供が生まれてくる前に出来る、愛情表現だと思った。

 

あなたの知らないくるりの世界

くるりという日本のバンドを知ってるか?(IWGP風)

それは日本の至高のバンドだ。

露出は少ないけどファンは多い。

なぜか?

 

一言で言えば、その世界観が唯一無二だからだ。

 

まだ聴いたことない人は、ベストアルバムから聞くといいと思う。

 

ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER

ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER

  • アーティスト: くるり,岸田繁,Fran Flannery,佐久間正英,Nick Hannan,Liam Watson,根岸孝旨
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2006/07/26
  • メディア: CD
  • 購入: 4人 クリック: 66回
  • この商品を含むブログ (378件) を見る
 

 

きっと好きな曲に出会えると思う。

 

僕は結構昔からくるりが好きである。

学生時代ツタヤに通いMDに入れて聞いていたものだ。

 

そんなくるりの中でも僕が歌詞に衝撃を受けたのは「男の子と女の子」という曲だ。

 

歌詞を少し紹介したい。

まず冒頭。

「僕たちはみんな いつでもそうです

 女の子のことばかり 考えている。」

、、、いや素直かよ。その通りだ。

 

「女の子はわがままだ よくわからない生き物だ

 でも優しくしてしまう 何も返ってこないのに」

ああもう。その通り。その通りというか、そう思ってた時期がみんなあるんじゃないかと思う。

 

ここからの世界観が本当にすごい。

 

「小学生ぐらいの 男の子と女の子

 男の子同士の遊びは楽しそうだ

 割って入ってくる 女の子はふてくされ

 こんな世界はつまらないと 一人で遊ぶ」

 

「こんな世界はつまらない」

自分に置き換えると、小学生ぐらいの自分にとって「世界」とは自分の周りの世界のことであり、遊びの時間がほとんどを占めていた。

そこがつまらなければ「こんな世界はつまらない」となる。

でもこんな世界はつまらないと、小学生が思っているかと思うと、なんだかドキッとする。

 僕も大人になってからたまに仕事がつまらないなとか、なんだかつまらないなとか思う時があるけど、もしかしたら無邪気だと思っていた子供時代にもそう思っていた瞬間があるのかも知れない。

そのあと少し省くが、

ここからがすごい。

 

「僕たちはみんな だんだん歳をとる

 死にたくないなと 考えたりもする」

 

うんうん。思う。みんな必ず死について考えて怖くなったりしたことあると思う。

小学生の頃、死について考えると怖くなって眠れない夜があったりした。

今もいろんな大事なものが増えていって、死ぬことが怖くなったりとかしている。

 

そして

 

ぼくが一番衝撃を受けた歌詞。

 

 

 

「愛する人よ もうすぐ気づくだろう

 僕のやさしさも だんだん歳をとる」

 

 

もう一回言うよ?

 

「僕のやさしさも だんだん歳をとる」

 

 

いやもうこれ、どうすごくてどう好きなのかとか簡単には説明できないけど。

 

この1行だけで一晩語り合いたいくらい好き。

 

愛する人と付き合っていく中で、どうしても慣れが出てきて、優しさを忘れてしまったりすることがあるんだと思う。

ぼくらはまだその段階ではないけど、いつかそうなってしまった時、

愛するあなたは気づくだろう。

「僕のやさしさも だんだん歳をとる」と。

 

ただ、歳をとるっていうのは衰えるって意味だけではなくて、形が変わっていくという捉え方もある。

若いうちは言葉で大丈夫?って言ったりなんか買ってきたりとかする優しさだけど、歳をとってからはただ寄り添うとか、あえて距離をとるとか、違う優しさに変わっていくのではないか。

積み重ねた日々が、優しさの形を変えていく、という意味にも取れる。

 

そして最後のサビ

「大人になった女の子 僕をどこまでも愛してくれよ

 何も持て余さないで 

 好きだという気持ちだけで 何も食べなくていいくらい

 愛しい顔を見せてくれよ」

 

くるりは心の中で思っている願望をそのまま表現してくれているから、スッと心に入ってくる。

ふとした時にIphoneから流れてきて世界に引き込まれる。

自分もあの頃に比べて、歳を取ったなと思う。

 

まだまだ好きな曲をあげればきりがないが、もう少しだけ。

 

「ワンダーフォーゲル」という曲がある。

 

「いまなんで曖昧な返事を返したの

なぜ君はいつでもそんなに輝いてるの

翼が生えた

こんなにも悩ましい僕らも歩き続ける

 つまらない日々を小さな躰に

すりつけても減りはしない

少し寂しくなるだけ

ハローもグッバイもサンキューも言わなくなって

こんなにもすれ違ってそれぞれ歩いていく」

 

書いててゾクゾクする。

誰にでも憧れの人がいると思う。

なぜ君はいつでもそんなにも輝いてるの、と思う人がいると思う。

僕らは翼が生えているけど、悩み続けて歩き続ける。

つまらない日々をすりつけても、減りはしない。

少し寂しくなるだけ。

つまらない日々を送ると、人は寂しいのだ。

小さい頃、あんなに挨拶をしましょうと言われて、街を歩いててもこんにちわー!と大きな声で挨拶をしていた僕らは、どこへいったのだろう。

 

当たり前だけど、ぼくらは毎日歳をとっている。

 

たまにくるりを聞いて、自分の人生にハッとする。

 

それは、とても大事なことなのかもしれない。

 

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日本のシェアハウスと海外のシェアハウスの違い

日本のソーシャルアパートメントという大規模シェアハウスに2年くらい住んでいた。

海外のシェアハウスにも幾つか住んだ。

 

その決定的な違いを考えてみようと思う。

  

そもそもソーシャルアパートメントとはこういうところ。

www.social-apartment.com

 

ここの新検見川の物件に2年くらい住んだ。

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楽しすぎたのひとことである。

友達もたくさんできて、嫁とも出会えた。

それらはいくらお金を積んでも買えないものばかりだ。

 

海外では、ニュージーランドとオーストラリアでワーキングホリデーをしていた時に、いわゆるフラットと呼ばれるシェアハウスと、バックパッカーと呼ばれる安宿に滞在していた。

 

まずそれぞれの特徴を考えてみる。

 

日本のソーシャルアパートメント

 

100人ぐらい住んでいる。(物件による)

住んでいるのは主に日本人である(外国人もいる。)

豪華な共有施設がある。

それぞれ個人に部屋がある。

 

いいところ

イベントなどを通して一生の友達ができる。

日本人が多いから割と文化が近いし住みやすい。

共通施設が豪華だから、バンド演奏したりフィットネスしたりできる。

いろんな働き方をしている人からいろんな話が聞ける。

広いから苦手な人がいても距離が取れる。

 

悪いところ

日本人がほとんどだし、外国人も基本的に超長期滞在者だからなんていうか、似たもの同士が多い。

まあこれは日本が単一民族の島国だからどうしようもないのだけど。。。

 

フラット

 

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人数は少なかったり多かったりする

住んでいるのは様々な国籍の人たち

共有するのは普通の家ぐらいの設備

それぞれの部屋に個人の部屋がある場合と2人部屋など複数で住むパターンがある。

 

いいところ

割と固定だし、外国人も多いから仲良くなりやすい。家族的な感じになる。

いろいろな国のいろんな暮らし方に触れられる。

 

悪いところ

外国人が多いから文化の違いでイライラすることがある。友達がカレー勝手に食われてた

 

バックパッカー

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人数は多かったり少なかったりする。

住んでいるのは様々な国籍の人たち

共有するのはホテルの設備に近いが大体しょぼい。値段による。

大体複数で住む。2人部屋から16人部屋まで様々。

基本的に宿なので、人の入れ替わりが激しい。

 

 

いいところ

入れ替わりが激しく、旅人が集まるからいろんな国のいろんなやつと出会える。

契約するわけではないから、いつでも出れる。

 

悪いところ

長く住もうとすると定期的に部屋を変えなければならない。

宿だからなんか自分の家の感じがしない。

せっかく仲良くなっても、すぐ出て行ってしまうことが多い。

 

と、まあそんな感じだったけど

 

こんな表面の情報じゃ何もわかんねーよ!

 

というあなたに実際に僕が体験したエピソードで違いを感じていただこう。

 

 エピソード集

ソーシャルアパートメント

エピソード1

ハロウィン、クリスマスパーティーは当たり前!

僕らがやったのはローションパーティー

中庭でローションを大量に購入しプールに入れてみんなでわちゃわちゃ。男女関係なく大盛り上がり。

参加しない人は窓から見てドン引き 笑

 

エピソード2

医者と弁護士が主催のディベートイベント。

飛行機の中で、お医者様はいますか?と言われた時に名乗り出ますか?というテーマがあった。

専門外の場合救えない場合も多いし、訴訟のリスクもある。

この辺を様々の職業、年代の人達が2、30人集まって討論会をする。

とにかく真剣に意見をぶつけ合う。

なにこれもうテレビとかで放送しようよってレベル。

 

エピソード3

ぼくが嫁にプロポーズして婚約した後。

帰ったらリビングに「婚約記者会見」の文字と飾られたテーブルとスーツを着た記者に扮した友人達20人くらいいて、カメラとマイクを構えて記者会見してくれた。

多分一生忘れないだろう

 

フラット

 

エピソード1

一緒の部屋に住んでいたインド人達に嫌われていたインド人が、「おい、日本ではAVが人気あるんだろ?日本人のAVを見せてくれよ。」と言われて仕方なくアイフォンで見せてやると、「すげえな、ちょっと貸してくれ。」と言われてベッド反対向いてなにやらごそごそ。すげえなこいつ。人がいてよくできるな。これがインド人か。

でも親に仕送りするいいやつだった。彼のカレーはまずかった

 

エピソード2

上海人の女の子とその彼氏とアジアについて話す夜。

彼女はニュージーランド人の彼氏と日本でのワーホリで出会ったらしい。

出会った場所はなんと八十八ケ所のお遍路

彼氏はずっと言葉が通じない数週間の後、英語で彼女とコミュニケーションできて、本当に嬉しかったといった。

日本人とは言葉はあまり通じなかったが、それでも日本人は優しくしてくれて大好きだと言った。

欧米人はあたりまえのように若い頃旅をするというが、やはり人生において旅は大切なことを学べるのかもしれない。

 

バックパッカー

 

エピソード1

車で暮らしていた頃。

キャンプで暮らしている欧米人もたくさんいた。

キッチンが別の小屋にあって、そこでアイルランド人がギターを弾き始める。うまい。

ドイツ人も弾き始める。二人ともめちゃくちゃうまい。アドリブでセッションが始まる。そこに自分がアサラトという楽器で加わる。

なにこれ。映画かよ

その次の晩、その場にいた欧米人と欧米人のかわいい娘がキャンプ場の外でセック◯していた。

朝起きるとリビングの壁じゅうにものすごい数の落書きがあった。酔っ払い達だろう。

管理人がブチ切れて叫んでた。

これが欧米か、、これが文化の違い、、

でもここの人達とはあまり馴染めなかった気がする。彼女と別れて心が死んでたからかな。わりと引きこもりだった。

 

エピソード2

いろんな国の人達と酔っ払って各国のゲームをした。

うる覚えだが前の人がやった行動を真似して足していくやつとか。

日本語で下ネタ言わせたりした。笑

当たり前だけど各国色んなゲームがあって、どれも面白かった。

それにしても日本の王様ゲームはよくできている。

 ある女性の経験人数を聞いて驚愕した。

これが欧米、、リアルパリピ、、

 

エピソード3

ある香港の女の子と仲良くなった。

かわいい中国人だったんだけれど、中華料理が苦手と言っていて驚いた。

彼女は香港出身で、恥ずかしながらぼくは、香港がイギリスの植民地でイギリスの文化が色濃く残っているのを知らなかった。

彼女は朝、フレンチトーストをナイフとフォークで食べていた

とても上品な女の子だった。

毎朝ご飯を一緒に食べて、たくさん話をした。

ある時、雨の中を相合傘して帰った。

ただの相合傘なのに、どうしてこんなにドキドキするのだろう。

雨の夜の中、地面の水たまりはキラキラしていた。

仲良くなってきた頃、彼女は自分の国へ帰って行った。

もっと早く出会いたかった、と彼女は言った。

僕はただ、君と出会えてよかった、とだけ言った。

 

 

まとめ

 

これを書くにあたって、色々なことを思い出した。

ほとんどがここのエピソードに書くまでもないことだけれど、楽しい思い出も切ない思い出ももっとたくさんある。

それぞれ住む場所で生活の違いはあるけれども、その違いは本質的には大差がなく、自分がどう過ごすのかで変わるものだと思う。

もし気になっているのなら、表面の情報で判断するのはやめて、実際に住んでみることをおすすめしたい。

どの場所での経験も自分にとって本当にかけがえの無い物だし、一生の宝物になっている。

これから自分の家族とこの一軒家で、どんなことが待っているのだろう。

家族とたくさん思い出を作りたい、と思った。

 

 

yonksy.hatenablog.com

 

②自宅フォトスタジオ制作日誌〜必要な機材を格安で〜

子供の成長過程を写真に撮ったり家族写真を撮ったりしたいけど、スタジオに行くのはお金がかかるし、、という方に、自宅に簡易フォトスタジオを作っちゃえ!ということで、実際に作ったのでその機材を公開します!

 

自宅フォトスタジオの機材を考える。

 前回の続き。

yonksy.hatenablog.com

 

一応プロのスタジオで仕事もするから必要なものはだいたいわかるんですが、同じのを揃えたら数百万とか余裕で行くから、それをいかに安く揃えるかが勝負です。

 

最低限必要と思われるのは

・カメラ

・照明

・カポック

・レフ板

・三脚

・背景紙

・背景用スタンド

・写真確認用モニター

です。

他にもあったらいいのはいっぱいあるけど、それはおいおい揃えるとして。

 

まずは

 

カメラ

カメラといえばキャノンとかニコンだと思われるけど、自分は富士フィルムを選びました。

 選んだ理由は、とにかく人の肌色が綺麗に撮れることです。

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富士フィルムはもともとフィルムのメーカーだから色にとにかくこだわっていて、

色の表現が素晴らしい。

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修正なしでこのレベル。。。

 

 

 

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-M1 ダブルレンズキット F X-M1B/1650/27KIT

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-M1 ダブルレンズキット F X-M1B/1650/27KIT

 

 

プロも最近ミラーレスの富士フィルムを使う人が出てきてます。

ミラーレスの弱点は堅牢性だったりオートフォーカスが弱いとかいうところなんですけど、これの上位機種はその辺も解決してます。

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T1 レンズキット ブラック F X-T1B/1855KIT

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T2 ボディ X-T2-B

超絶欲しいけど高い

でもいつか欲しい。

 

照明

 

繰り返すが自分はプロの照明さんです。

照明にはこだわりたい。

僕らが普段仕事で使うのはHMIってやつとかディーヴァライトとか。

それらは一個百万とかするし買えるわけないから、現実的なところとしては蛍光灯のライトである。

そこで買ったのはこれ。

 

 

一般的にソフトボックスタイプと言うらしいです。僕らはキメラとか呼びます。

まあ柔らかい光が得られる照明です。

柔らかい光、とは影の出方が柔らかい光のことで、逆に硬い光とは影が強く出る光のこと。

影が柔らかいほうが自然で柔らかい印象になるから、赤ちゃんや家族写真では柔らかい光が欲しいです。

 

アンブレラ型も考えたけど、光モレがすごいし光も硬いから使いにくいかなと思います。

 よく見る傘みたいなやつですね。

 

 買ったやつは安いから脆いんだろうけど、丁寧に使えば問題ないです。

このタイプはただ電流を流すだけだから、光の質にはほとんど影響しません

まあ細かい話をすればディフューザー(前についてる白いやつ)の質になるけど、それはどうしても気に入らなければ持っている照明用フィルター貼ればいいし、普通は気にならないレベルだと思います。

ほんとはでかいやつの方が光が柔らかくなるからいいんだけど、

うちはそんなに広くないからデカイと機動性が悪いし、自分が置きたいところに置けないから却下です。

光を柔らかくするのはテクニックでどうにかなるし。

柔らかくしたい人は照明用のフィルターであるトレペとかパラとか買いましょう。

 

HCL トレペ M HCL 35826

HCL トレペ M HCL 35826

 

 

ただ照明において譲れないのは「色温度」と「演色性」です。

光源の光色と演色性|照明設計資料|パナソニック照明設計サポート P.L.A.M. プラム|照明器具|電気・建築設備エコソリューション|法人のお客様|Panasonic

結構難しい話になってくるけど、専門的なことで細かいことはおいといてわかりやすく簡単に言えば、

色温度は「色味を表す単位」で、

演色性は「どれだけキレイに見える光かを数値化したもの」です。

例えば公衆トイレにある蛍光灯を思い浮かべてみましょう。

なんとなく人が青白くないですか?

 

レストランは温かみがある色の照明を使っていて、食べ物がちょっと赤く美味しそうに見えたりしてませんか?

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逆に蛍光灯の下だとなんかあんまり美味しそうに見えなかったりします。

 

あれはまず色温度っていうのが関わっていて、

蛍光灯で言えば買うときに昼光色とか昼白色とか電球色とか種類あるの見たことあると思いますが、あれは光の色温度の違いです。

色温度が高いほど青く、低いほど赤くになります。

 

ちなみに昼白色がだいたい5500ケルビン(色温度の単位)で太陽とほぼ同じ色温度です。

曇りの日は色温度が高くなり、6500ケルビンとかになります。

ただトイレとかの蛍光灯が青く感じて、太陽の光は青くあんまり感じないのは、太陽の方が演色性がよいからです

演色性がいい、とは言い換えれば含んでいる光の成分が多いということで、赤や青や緑や黄色や紫などの成分がちゃんと全部入っているということです。

人はどうやって物を見ているかと言うと、ものに当たって跳ね返ってきた光の反射を目で認識しています。

だから演色性が低い昼光色の蛍光灯だと赤の成分が少なかったりしている為に、

赤が跳ね返らない青っぽく見えるということになります。

つまり、本来の物の色をだせていないということになります。

その点でタングステンと言われるいわゆる家にもある熱くなる白熱電球は演色性がいいんですが、高いし熱いし色温度が低いから太陽の光とは合わせられません。

 

 ↑こういうの。物どりとかしずる(食品撮影)とかスタジオの撮影ではよく使います。

色温度が合わないと、青い光と赤い光が混じって変な感じになってしまいます。

 

プロが何故映画やドラマなどで高いHMIライトを使うかというと、

色温度が太陽に近く演色性がいいからです。

あとはフリッカーが出ないとか。

フリッカーとは画面がチカチカする現象のことです。

写真はいいけど動画はフリッカーが出ていると気になってしまうので。

高いプロ用の蛍光灯ライトはフリッカーが出ないような装置が付いているけど、安いのはついてないからこれで動画を撮るときは注意しましょう。

まあいいカメラならカメラ側の設定でフリッカーは消したりできるんだけど、スマホとかでは無理ですね。

 

話が長くなりましたが

欲しいのは

・演色性が良くて

・それなりに明るく

・色温度が太陽の光に近く

・値段が高くない

蛍光灯です!

 

 

LEDはどうなのって話なんだけど、、、ちょっと終わらないからまた別で書きますけどとりあえずあまり良くないです。 

 

 これとか悪くはないんですけど。。明るさが足りないです。

 

で、条件に合うのをいろいろ探した結果、

 

日本にはなかったです。笑

 

そもそも最近日本政府が蛍光灯をやめてLEDにしろ!って言ってるから生産が少ないんですよね。

 

 

そして探して見つけたのがこれ!

 

 めっちゃ明るい。

演色性Ra91(100が満点)

スパイラル球だから光が柔らかく出来る。

 

これしかない!!

 

これの4つセットを買いました。

 

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ちなみにちゃんと4つ入ります。

 

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つけてみたらまあ明るいこと!

 

結構熱くなるからディフューザーの上はちょっと開けたほうがいいかも。

自宅で照明使う方は、とにかく火事に気をつけましょう。

蛍光灯は比較的安全だけど、一応電気を扱っているので。

 

そして照明ではないけど絶対に必要なのが

 

カポック

 

カポック(発泡スチロール)固定針

カポック(発泡スチロール)固定針

 

 

 光を反射させるもの。

お馴染みなのはこのレフ板でしょうか。

Kenko レフ板 ライティングレフ スクエア 32cm角 ハンディ

Kenko レフ板 ライティングレフ スクエア 32cm角 ハンディ

 

 

実際は仕事ではカポックのほうがめちゃめちゃ使います。

どう使うかはまた別で書くとして。。

カポックはどれも一緒だし、レフ板もまあ大差ないです。

 

ライティングは、太陽の光をなるべく活かすのが基本です。

 

自宅でスタジオをやる場合、最大限太陽光を利用すべきです。

そのためにカポックとレフ板は必須です。

 

どう使うかとは、今後書いていきます。

 

三脚

 

三脚も奥が深いのだけど、とりあえずすぐはいらないかなとか思ってます。

 

ズバリ予算の関係です。笑

 

手持ちのほうが瞬時にアングル変えれますし。

 

買うならプロも使うマンフロットがいいなあ。。

 

Manfrotto コンパクト三脚 Befree アルミ 4段 ボール雲台キット MKBFRA4-BH

Manfrotto コンパクト三脚 Befree アルミ 4段 ボール雲台キット MKBFRA4-BH

 

 

とりあえず下が固定してないやつならいいと思います。

 

下が固定してあると跨げないとか制限が出るので自由度が下がります。

 

選ぶポイントとしては、軽すぎると倒れたりして危ないから、耐荷重がある程度あるやつを選びましょう。

 

耐荷重は自分のカメラの倍ぐらいあれば安心です。

 

背景用スタンド

 

普段仕事ではセンチュリースタンドを使うんですけど、

 

 

 まあ高くて買えません。

 

ので買ったのがこちら。

 

 

 

まあこれがあれば背景紙がとりあえず使えるかなと思います。

正直、背景布は薄くてシワシワで全く使い物にならないけど、背景紙はまた別に買うからよしとします。

クランプがあるのがでかい。

これがあればなんでも挟めます。

少し頼りないけど普通に使う分には問題ないです。

2メートル×2メートルとあるが、それ以上長くてもいけます。

 

背景紙

 

背景紙は背景にどういうものを置きたいかという話になります。

 

うちのスタジオのイメージはナチュラルな感じだからレンガ調の背景が欲しい。

 

背景紙を探しましたが、実は壁紙のほうが安いというのがわかって、壁紙にすることにしました。

 

そこで向かったのが壁紙専門店のWALPAです。

 

輸入壁紙専門オンラインショップ『WALPA』海外の最新デザイン壁紙をあなたに | 輸入壁紙専門店 WALPA

 

 

めちゃめちゃ種類があるから自分が気に入ったのが確実にあると思います。

 

うちは一万円以下のロール(53センチ×10メートル)を買いました。

 

これをどうキレイに張り合わせるかだけど。。

 

届いたら頑張ります 笑

 

普通に壁に貼ってしまうという手もあると思います。

 

 写真確認用モニター

 

言うまでもないかもしれないけど、撮れたものを確認する必要があります。

 

そのためにはそれを見るための画面、モニターが必要になります。

 

うちはもともとMacBookのretinaモデル使ってるので、それを使います。

 

APPLE MacBook Pro with Retina Display 13.3/2.5GHz Dual Core i5 MD212J/A

APPLE MacBook Pro with Retina Display 13.3/2.5GHz Dual Core i5 MD212J/A

 

 

めちゃめちゃ画面キレイだから、全く申し分なし。

 

だけどPhotoshopなどで写真をいろいろ編集する場合、予算に余裕があればWindowsの人は正確な色を出せるモニターで見たほうがいいです。

 

 

なんかもういろいろ考えるとMAC買っちゃえばいい気がしますけど。プロもマック使ってますし。 

本当はカメラから瞬時に撮った画像見るシステム使いたいんだけど、残念ながら今の所うちのカメラではできない。。。

ちょっと考えます。

 

ざっくりこんな感じでしょうか。

 

まとめ

 

あくまで最低限ですが、カメラとパソコンをもともと持ってれば3、4万で出来ちゃうってことです。

 

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スタジオで撮った写真

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あとは飾り物とか衣装をどんどん足してけばいいと思います。

 

来てくれた人と一緒にかざり付けするとかそういうのも楽しそうだなあ。。

事前に打ち合わせするのもありですね。

 

各機材の詳細なレビュー等は今後書いていきます。

 

なんかこんな金かけなくて大丈夫なのかって思うかもしれないけど、

いい照明使ってもダメな人はダメだし、いいカメラ持っててもダメな人はダメだし。

 

出来た写真がよければいいわけで、楽しく撮れればそれ自体がいい思い出になります。

 

いい写真だけじゃなくて、いい思い出も提供する。

 

 みんなとたくさんのいい写真といい思い出が残せたら。

 

こんなにいいことはないですね。

 

次回は機材レビュー編!

 

 

yonksy.hatenablog.com

 

①自宅フォトスタジオ制作日誌〜キッカケと情報収集〜

自宅に必要な機材が知りたい人はこちら↓

 

yonksy.hatenablog.com

 

  フォトスタジオを自宅に作る事にした。

うちは普通の一軒家で、4LDKだ。

 

なぜフォトスタジオを始めることにしたのか?

そもそものキッカケは嫁の妊娠だ。

もともと写真を取るのが好きだから、当然、子供が生まれたらたくさん写真を撮りたいと思っている。

どうやら100日記念やハーフバースデーなどたくさん撮るタイミングがあるらしい。

誕生日はもちろん、七五三だってある。

どうせなら後で見返しても素敵な写真が撮りたい。

インスタに投稿して、いいねが欲しい。

だけどいわゆる写真館と言われるスタジオなんちゃらとかの、七五三で撮れる写真は自分から見たらよく見る感じの凡庸でつまらない写真ばかりだ。

それなのに先輩に聞いたら、撮るのに4万とかするらしい。

、、、もったいねぇぇぇ!!

4万あったら家族でディズニー行ってわちゃわちゃしてグーフィーと面白い写真撮るわ!

アホか!

今ネットで調べたら七五三の写真の相場は、アルバムにするのも含めて6万くらいらしい。

高え!

6万あったらタイにダイビングに行ってマンタと写真取ってチャーハンにジンジャーソースかけた美味いやつ食べて象さんと写真撮って帰ってくるわ!

アホか!

まあ、人を雇って場所代なり何なりかかってるんだろうからしょうがないんだろうけど、もうみんな良いカメラを持っている時代に6万はちょっと高く感じるのは事実だと思う。

 

だったらまあ撮らなくてもいいか。。となってしまうのも仕方がない気がする。

 

でもちょっと待って欲しい。

 

写真を撮ることは、瞬間を買うことだ。

 

yonksy.hatenablog.com

 

もっと言えば、写真を撮ることは愛情を残して伝え続けることだ。

 

将来子供が写真をみて、自分はこんなに愛されていたんだなと感じるはずだ。

強いてはグレていてもその写真をみて更生するかもしれない。

もしかしたら、自殺を思いとどまるかも知れない。

大げさだと思うだろうか?

人生とは些細な出来事の積み重ねだ。

何が人生を変えるかわからない。

そういうことがなかったとしても、定期的に写真を見返して、家族の幸せを噛みしめる時間ができるだろう。

 

ただ、そうは言っても、

 

6万は高い

 

そこで僕は考えた。

 

自分ちにスタジオ作れば良くね? 

写真も撮り放題じゃね?

しかも副収入じゃね? 

部屋一個空いてるし、日当たり良いしいけるんじゃね?

 

はい、やります

 

と、いうわけで

 

フォトスタジオを、作ります!

 

幸いカメラは良いのがあるし。

 

ちなみにカメラは富士フイルムのx-m1。

FUJIFILM ミラーレス一眼カメラ X-M1 Wレンズキット ズームレンズ付属 1630万画素APS-C ブラウン F X-M1BW/1650/27KIT

所有レンズは「魔法のレンズ」と言われる

FUJIFILM XFレンズ FUJINON XF35mm F1.4 R 単焦点 標準 F XF35MMF1.4 R

FUJIFILM XFレンズ FUJINON F XF23mmF1.4R 単焦点 広角

だ。

まあそのへんは後日書くとして。

写真の技術的には趣味程度だけど、誰でも初めはみんな素人だし、仕事で撮影照明をやっているからプロカメラマンとスチール撮影の仕事もしたことあるしある程度いけるかなと。

 

あとは機材を揃えていくだけだ。

 

スタジオの経営理念は

写真を通して、家族の忘れられない大切な時間を作る

家族の愛しい瞬間を、永遠のものにする

 

 

今後はフォトスタジオが出来るまでをリアルタイムのドキュメントでお送りしますよ。

 

僕の周りには今ベビーラッシュが来ているからちょうどいい。

 

みんな!是非予約をして下さい!笑

 

但し無料でやったりはしないよー。

 

なんか一時期話題になったけど、クリエイティブなものに対してはちゃんと対価を払って欲しいと思う。

機材を揃えるのもそうだし、今までどんだけ勉強して、実作業でも手間をかけてると思ってるんだって話。

 

ピカソがファンに頼まれて30秒で絵を描いて、「この絵の価格は100万ドルです。」と言ったらファンが「でもたった30秒で描いた絵ですよ?」と言ったら、

 

「30年と30秒ですよ。」

 

と答えた話マジで好き。

 

なんかフォトスタジオを作るには120万くらい必要とか書いてるサイトあったけど、うちは金がないので七五三代くらいの6万以内で揃えたいと思っている。

 

大事なのは工夫だ。

 

普通のフォトスタジオだと数ポーズくらいらしいけど、30ポーズくらい撮ってあげるだろうし、いくらかまだ決めてないけど巷のフォトスタジオよりは安くしたい。

 

そして稼いだお金で家族旅行に行ったりして、その旅行で写真を撮って思い出作って。。

 

写真を撮りに来てくれた人には、いい思い出といい写真を持ち帰ってもらいたい。

 

そのためには当然勉強していくのだけど、撮影の知識自体はある程度あるから、あとは経験を積んでいくしかない。

 

とりあえず今はアイデア写真を見まくってアイデアを増やしてます。

 

 インスタでこども写真のアカウントをフォローもそうだけど、

 

このPinterestというサイトでも情報収集してる。

jp.pinterest.com

かわいいおしゃれな海外のこども写真が結構あっていい感じ。

 

自分と周りの人を幸せにしよう。

 

次回は機材編!

 

yonksy.hatenablog.com

 

かっこ悪い人はかっこいいという話。

かっこ悪いひとは本当はかっこいいんじゃないかという話。

僕の周りにはいろんなタイプの友達がいる。

 

シェアハウスに住んでいて毎月友達がいっぱい増えるみたいな状況で、その人たちと暮らして思ったのは、かっこ悪いところを見せれないやつはかっこ悪いということ。

 

自分の弱さやかっこ悪いところを見せないほうが実は簡単で、

当たり障りのない関係を作ることはシェアハウスにおいては非常に簡単だ。

適当に話を合わせて適当に笑っていればいい。

しかし本当の意味での友達になるには、かっこ悪いところも見せることが必要だ。

 

ぼくは、これが苦手だった。

 

人にどう思われるかあまり気にしていないつもりだったが、ぼくはいつも、どこかかっこつけていた。

 

かっこ悪いようで本当はかっこいい人」というのは、

自慢しない、相手を褒める、自分をかっこ悪く見せる、弱さも見せれる、だけど譲れない時は譲らない人」だ。

 

あなたの周りに思いつく人がいないだろうか?

 

ぼくはそういう人が一番かっこいいと思う。

 

ぼくはつい自慢してしまうから、こうはなれない。

弱さを見せるのも苦手だ。

そういうことができる人を羨ましく思う。

 

だけど、このブログでは自分の弱い部分も認めて、さらけ出して書いていきたいと思っている。

30歳になったし。もうなんだかかっこつけてもしょうがないかなと。

嫁と家族以外の評価はどうでもいいのだ。

ただ逆に言えば家族の評価は死ぬほど大事なので、今後も頑張ります。笑

 

旅にでていた時も、ブログには良さげなことしか書いていない。

黒く渦巻いた感情は、ブログではなくて日記に書いていた。

旅はそんなにいいことばかりじゃない。

 

シェアハウスに住み始めた時。

自分でも他人行儀だったと思う。

リビングに行くのが不安だった。

 

友達ができるかな?

できなかったらやだな。シェアハウスで孤独とかマジで地獄やで。。

もうグループとかあるんだろうな。

苦手だわ〜グループに入って行くの苦手だわー。ああもう嫌。北海道帰りたい。

 

と、そんな感じだった。リビングに行くのはしばらく緊張した。

 

だけどみんなと少し仲良くなってきたら、自分を出すように努めた。

なんかたまに上辺だけの付き合い方をしているひとをシェアハウスで見ると、可哀想だな、と思っていた。

シェアハウスでやるいろんなイベントを通して、どんどん仲が深まっていった。

 

そんな中で、ただかっこつけているやつと、かっこ悪い風にしているけどかっこいいと感じるひとが出てきた。

 

一緒に暮らすと、その人の本質が見える。

 

深く付き合って初めて見える、かっこよさ。かわいさ。素敵さ。

 

弱さ。ずるさ。まっすぐさ。

 

何か一緒に苦労して乗り越える度に、そういうものが見えてくる。

 

お互い怒鳴り合えるほど信頼し合える友達は、本当に貴重だと思う。

 

仕事をバリバリやってるけどあまり家庭を大事にしていないひとと、仕事はできないけど家族を大事にしているひとなら、後者の方がかっこいいと感じる。

 

何をかっこいいと感じるかは変わっていく。

 

画面の先の誰かじゃなく、

大切なひとにとってかっこいいと思われる存在になりたい、と思った。

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瞬間を買うこと。

カメラを買うことは瞬間を買うことだと思う。

 

うちにはチワワがいる。その名もちくわである。

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ペットショップで生後間もない状態で我が家に来た。

手に持つと頭が余るくらいで、本当に小さかった。

 

だが一、二ヶ月であっと言う間に大きくなった。

 小さかった頃の写真が、結構少ない。

本当にめちゃくちゃ可愛かったのに、なぜもっと写真を撮らなかったのだろうと、後悔している。

今でも十分かわいいけど。

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人生とはどれだけ美しい瞬間に出会えるかだと思っている。

 

その瞬間を、残しておく方法が写真を撮ることだ。

 

写真は、美しい瞬間を永遠にすることが出来る。

 

世界一周してた時もカメラを持って行ってたが、写真を見返すと当時の記憶が溢れ出してくる。

あの瞬間の空気感。現地で出会った名前も知らない人。

僕にとっては大切な宝物だ。

 

今の日常でも、リビングで愛犬のちくわと嫁が晴れた日に昼寝しているのをみて、美しい、と思った。

 

ウユニ塩湖で写真を撮った写真も美しい写真だけど、家族と過ごす何気ない瞬間にも美しい瞬間は隠れているのだ。

 

そして、うちにはもう少しで子供が生まれる。

 

自分の周りにもどんどん赤ちゃんが生まれていて、赤ちゃんの成長はとても早いと感じる。

 

子供の写真を撮ることはもちろん自分達のためでもあるけど、子供のためでもあるし、むしろ家族全体の幸せの為と言える。

 

写真を撮ることは、愛だと思う。

 

家族って当たり前のようだけど、愛してる人といて、さらにその相手との子供が出来ることで完成された奇跡のような集団だと思う。

 

何に価値を感じて、何にお金を払うかだけど、少しいいカメラを買うのは、愛すべき瞬間を残すものとして、とても価値があると思っている。

 

最近のスマホはキレイだしスマホで十分と言う考え方もあるとは思う。

だけどやっぱり良いカメラとスマホではやっぱり差がある。

 

これは感覚の話だけど、スマホの写真は味気ないのだ。

スマホの写真は記録が撮れて、カメラの写真は記憶が撮れる。

そんな風に感じる。

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時代は進歩して今はミラーレス一眼という小型なカメラがもう普通の一眼と大差なくなっている。

プロもミラーレスを使う時代だ。

 

自分もミラーレスを使っている。

 

これからもたくさん持ち歩いて、たくさんの瞬間を切り取るのが楽しみだ。

 

いつかその写真を家族みんなで見返したりする未来が待ってると思うと、ワクワクする。

 

自分達がいかに君たちを愛してきて、君たちがいかにかわいくて幸せを与えてくれたかを伝えたい。

 

生まれてきたら大変な枚数を撮りそうだ。。。笑

 

仕事を辞めて本当によかった。

過労死、長時間労働が話題になっている。

 

自分は東京のテレビ局で照明さんとして働いていた。

倍率はかなり高く、北海道の専門学校からそこに受かるのは至難の業だったが、奇跡的に受かった。嬉しかった。

 

だけど、3年半で辞めた。

 

 とにかく辛かったのだ。同期は一年目で半分辞めた。最終的には自分達の世代は全員辞めた。

月360時間〜380時間ぐらい働いていた。

過労死しても不思議ではない。

激務に加え、毎日ひたすら怒られる。

照明の世界は、見て盗めの職人体質だ。

給料は悪くなかったし、やりがいはあった。

だけどこのままじゃ「自分の人生を生きられない」と思った。

 

忙しすぎてあっという間に年を取って死んでいくのが怖かった。

 

このままここにいて、死ぬときに残るものはなんなのだろう。

忙しく働いたことで埋め尽くされた人生は嫌だ。

 

そんな思い悩む日々を生きていた中で出会ったのがこの本だった。

新装改訂版 WORLD JOURNEY

 世界一周は150万で行ける。

実際に行った人の体験談がたくさん乗っていた。

 

世界一周

 

人生に絶望していた僕に希望を与えるには十分な言葉だった。

世界一周なんて夢のまた夢だと思ってた。

だけど、こんなに簡単に行けるなら、行きたい。

日本人という恵まれた環境にせっかく生まれたのに、健康に生まれてお金も貯めれるのに、広い世界を見ないで死んでいくのは、もったいないと思った。

 

それでも一歩踏み出せないでいた。

 

社会のレールから外れるのは怖かった。

仕事もできるわけでもないし不器用な自分が、仕事を辞めて大丈夫なのか。

 

悶々としていた時、身近な人が死んだ。

 

人生を改めて考えた。

 

人は、いつか死ぬ。

 

お金を貯めて、ぼくは世界一周に出た。

 

せっかく仕事を辞めるんだから「人生の夏休み」を取ろう思った。

その旅で僕は多くの物を得て、同時に多くの物を失った。

旅は楽ではない。本当の自分がむき出しになる。自分の弱い部分、好きな部分、醜い部分、色んな自分が顔を出してくる。

世界はこんなにも残酷で素晴らしいのかと、肌で感じられた。

 

yonksy.hatenablog.com

 

帰って来てからも運よく仕事が見つかった。

シェアハウスに住み、今の嫁とたくさんの友達と出会った。

 

労働時間は170時間〜190時間くらい。休みも有給も自由に取れる。

今はとても、とても幸せだ。

 

もしあの時仕事を辞めていなかったらどうなっていたのだろうと思うと、ゾッとする。

あの狭い狭い世界で少しの喜びを求めて自分を無理やり納得させながら生きていたのだろう。

もしかしたら過労死していたかも知れない。

 

仕事が楽しいからたくさん働きたい人はいいけど、そうでない人に強制するのはよくない。

だが実際には日本の社会はそういう場面がある。無言の圧力というやつだ。

 

もし辛かったら、辞めればいい。

会社を辞めるのは勇気がいることだ。

嫌いな先輩にもう会わなくていいのは幸せだが、自分を育てて信頼してくれた先輩を裏切る形になってしまうのは辛い。

 

だが、辞めても絶対になんとかなるし、捨てることで得られる幸せは、間違いなくある。

 

自分が幸せになることが、周りの人への恩返しだと思った。

 

あの日、あのまま小さな幸せにしがみついていたら、今の本当の幸せにはたどり着けなかった。

 

 嫁との間に、子供が出来た。

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あの日、仕事を辞めて、本当によかった。

インドの地下鉄でナンパした話

インドはいまだに自分の人生に焼き付いている国だ。

 

インドの「宇宙一酷い場所」と呼ばれるコルカタ。

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何が酷いのかよくわからないけどとにかく雑多で空気は汚いしゴミゴミしている。

 

ニューデリーで詐欺師に騙されるふり遊びしてだいぶインド人に慣れてきていた。

夜、街をふらふら歩いていると、インド人の若い二人に声をかけられた。

インド人「おいブラザー何してるんだい?」

はい出ましたインド人得意のブラザー攻撃。

俺「なにって別に何もしてないけど」

イ「そうかじゃあ遊ぼうぜ!」

俺「まあいいけど」

二人についていくと喫茶店に着いた。

イ「コーヒーおごってやるよ!」

俺「ああそう?」

イ「飯も食おう!」

なにかしら食べて会計の時に

イ「飯はお前のおごりな!」

なんでやねん!笑

でもまあ安いしいっか・・

イ「サンキューブラザー!」

店を出る。

イ「じゃあ飲みに行こうぜ!」

俺「おおいいよ。」

イ「じゃあ地下鉄に乗るぞ。」

俺「おう」

イ「そういえばお前知ってるか?俺らはナンパする時、既婚者を狙うんだ。インドでは結婚する前にセックスはご法度だからな。既婚者との方がやりやすいんだ。」

俺「へ〜」

インドでは既婚者は額に赤い点をつけるからわかりやすい。

そして地下鉄へ。

混み合っている。

ホームをブラブラする。

俺「乗らないのか?」

イ「かわいい子を探してるからまて」

俺「え、なにここでナンパ?」

イ「そうだ」

俺「マジか。。」

暫くして

イ「おい!乗るぞ!」

俺「お、ついに」

地下鉄に乗り込む。結構混んでいる。

どうするのか見守ってると。。

なにやら女の子に近づいていく

が、話しかけるわけでもなく素通りだ。

なにしとんねんあいつ。。。

次の駅に着くと

イ「おい降りるぞ!」

俺「え?なに終わり?」

電車を降りる

俺「なにどうしたん?」

イ「いや、もう終わったよ」

俺「どゆこと?」

イ「電話番号を渡したから後は待つだけだ。うちらはよし飲もうぜ。」

俺「へ〜すげえな」

そして地下鉄からでてどこに飲みに行くかと思ったら。。

なんか潰れたデパートに入ってく。

さすがにやばいかな?と思いつつもついていくと

中にはギュウギュウに人が!アンダーグラウンド感すごいなこれ

「さあ飲むか。」

酒屋で買った酒を飲む。

なにやら仲間らしい男が集まってきた。

イ「おれは日本円のコレクターなんだ。1万円札だけないからくれないか?」

俺「あげるわけないだろ」

みたいな話をしてたら。酒がなくなり一人に買いに行かせる。

その買いに行くやつだけお金を出していなかった。

イ「あいつはカーストが低いから仕事見つけられないから俺らがおごってやってるんだ。でもいいやつだぜ。」

俺「なるほどね。。」

ここに来るまでに未だにカースト制度(生まれた時から決まっている身分制度)が残っている現実を嫌というほど見せられてきた。

でもカーストを越えた友情は存在していて。

なんだかいい夜だった。

「何者」とシェアハウス(ネタバレ無し)

映画「何者」が公開される。

自分はそれなりに本を読むが、小説「何者」は最近読んだ本で一番心に響いた。

作者は桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)の朝井リョウ

 

何者のテーマは「就職」と「SNS」と「シェアハウス」だろうか。

 

一言で言えばまだ何者でもない若者たちの物語だ。

 

自分は2年くらい大型シェアハウスに住んでいた。

そこは100人住んでいるシェアハウスで、自分は26歳で入居した。

そこには色んな仕事をしている人がいて、同い年がたくさんいて、色んな生き方をしている人がいて。

何者の物語の鍵となるツールの一つにツイッターがあるが、自分が住んでいたシェアハウスも色んなライングループがあった。

何が言いたいかと言うと

シンクロ率やべえ、、あるあるどころじゃねえぞこれ、、

ってことです。

 

この作者は心情を描くのがとてもうまい。

最大のテーマは就職。物語でも夢と現実の狭間で悩む感じがすごいリアル。ツイッターの使い方も、怖いぐらいリアル。

この「何者」は実は直木賞を取ってるんだけど、何かいい意味で直木賞っぽくないなと思った。会話劇だし、スラスラ最後まで読める。

 

この映画のCMで「青春が終わる、人生が始まる」っていってた。

学生から社会人になる時、僕らは人生がガラッと変わる。

今まで守られていた立場から社会という名の戦場へ出て行く。

昔より学生が無個性だと言われることもあるが、ほとんどの会社が無難な「何者でもない」人間しか採用しないのだから仕方ないと思う。

ただ実際は個性がなくなっているわけはなくて。

今も昔も若い時は皆、個性的に生きたいと思っている。

友達には就職という形ではなく自分の夢を追いかける人もいて、そういう人たちを横目に見てきた経験が誰にでもあるのではないだろうか。

シェアハウスに住んでいても例えばクリエイターだったり投資家だったりダンサーだったり色んな人たちがいて一緒に遊ぶ機会がある。

羨ましくもあったり大変だなと思ったりする。そういう世界は上には上がいて、自分の実力が否応無しにわかる。それを楽しんでいる人もいれば、うまくいかなくて葛藤してる人もいる。

必死に何者かになろうとする若者と、なんとなく何者かになっていく若者。

どちらが素晴らしいと言うことはないが、SNSの登場で否応なしに友達の情報や社会の情報が多くなり、自分を貫くのが難しい時代になっているのかも知れない。

 

「何者」とは、なにも職業に限った話ではない。

友達や恋人にとって、僕達は何者なのだろう。

そういうことを考えさせられる小説だった。

 

それは、生きていくうえでとても大事な気がしている。

 

何者 (新潮文庫)

何者 (新潮文庫)

 

 

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス "