どこまでも青く。

世界一周後に一軒家を買い、妻とちくわとゆったり暮らす。楽しく子育てしよう。

世界一周をする前に考えること

世界一周する人が増えている。

もはや、世界一周経験者というのはそこまで珍しいことではない。

旅中も、「一周ですか?」と聞き合うことが多いくらい普通にいる。

旅も長くなると、オーラで旅人かそうでないかがわかるようになる。笑

 

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世界一周をするのはもはや簡単だ。

日本のパスポートならほとんどの国に行ける。

世界一周の予算は150万あれば行けて、200万あれば余裕と言われる。

高いと思うだろうか?平均的な期間は1年と言われる。

さて、日本で150万で1年を過ごせるだろうか?

自分もそうだが、ワーホリなどで海外で稼ぐこともできる。

つまり世界一周に行くのは、時間さえ取れれば「簡単」なのが事実である。

 

自分が世界一周中に何人かの世界一周中の人、世界一周経験者にあって、2種類の人がいることがわかった。

それは「世界一周自体が目的の人」と「目的があって世界一周しているの人」の2種類いるということだ。

簡単に見分ける方法として、半年より短い期間で世界一周してるひとは、ほぼ間違いなく前者であり、正直に言うとあまり意味がないと思う。

世界一周したという事実「だけ」が欲しいひとがこのタイプ。肩書きが欲しい「ビジネス世界一周」をするひともこのタイプだ。

はっきり言って世界一周をするのにちゃんと回ろうとすれば大体2年は必要だ。1年では正直足りないのが実際である。

自分の場合、目的は「見たこともない世界を見て、見たこともないひとに出会い、見たこともない文化に出会う」ことである。

そのために世界一周をするのであって、世界一周自体が目的ではない。

 

世界一周航空券というものがあるが、これはオススメしない。事前に全て日程を決めなければならないなんて、それは旅ではない。後悔してる人が多かった。まあ期間が短い人にはいいんだろうけど。

 

そもそも、旅に出る前に知っている事なんてほんの少しで、旅に出てから行きたいところが増える事が多い。出会った人に行った場所の感想を直接聞いて、次の行き先を決める事が多かった。有名な場所にも当たり外れがある。あまり有名な場所じゃなくても素晴らしいところもあった。

旅に出る前、イスラエルに行こうなんて思ってなかった。

ただであった旅人にイスラエルを強く勧められたので、行く事にした。

イスラエルに入国すると外交の関係でヨルダンに入国できなくなるのだが、それでもイスラエルを選んだ。

結果的に旅中において一番印象に残る国になった。

 

 

世界一周をしたいと思った時に、自分が本当にしたい事、なぜしたいのか?何をしたいのか?を真剣に考えたほうがいいと思う。

期間が短いなら地域を絞ったほうがいいかもしれないし、ダイビングだけをする!とかテーマを絞るのもいいかもしれない。

ただ世界をしっかりと感じたいなら、最低1年は期間を取るべきだと思う。

各都市に三日ずつとかしかいないなんて、それではどこにも行っていないのと同じではないだろうか。

短い期間で無理やり世界一周をして、何が残るのだろうか。

一つの都市に1週間以上いると、「そこで暮らす事」が想像できるようになる。

この国に生まれたら自分はどんな人生を送っていただろう。

日本と暮らすのと何が違うのだろう。

同じ店に通えば顔なじみにもなってくる。

この、長い期間同じ都市に滞在することこそが、長旅の醍醐味だ。

 

 

 

どうしても短い期間しか取れないという人。

短い期間でも、1日でも忘れられない夜ができたら、それはそれでいいのかもしれない。ただ、世界一周にこだわる必要があるのか、もう少し考えてみることをオススメする。

 

帰国後の仕事を心配する人もいるだろうが、自分はむしろ前よりいい仕事についたし、みんななんとかなっている。自分に言わせれば行かないことを後悔して暮らすことのほうが、よっぽど怖いと思う。

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旅をするなら、後悔しないようにしよう。

たった一度の人生、後悔しないようにしよう。

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス "