家を買うということ
一軒家を購入した。
きっかけは賃貸の更新が来て、こんなのずっと払うの馬鹿らしいな、という話になったからだ。
それから購入を考え、マンションを中心に探し始めた。
なぜマンションかというと立地がいいから便利なのといざという時売れるからだ。
しかし結果的には一軒家を選ぶことになった。
そもそも中古マンションをリノベーションしてやる!と思ってたんだが、結果的に新築と変わらない値段になるし、長く住めないから辞めた。
マンションはかなりみたが、あまりピンと来るのが無かったのもあり、予算内の一軒家にした。
小さいが庭付きで、職場にも自転車で通える。静かな住宅街だ。
家を買って思うのは、住環境というのはとても大事だということ。
当たり前のようだが一軒家はすべてがスペースに余裕があり、毎日とても気持ちがいい。
音がうるさいこともないし、気を使わなくていいし。風呂も広いし部屋もいっぱいあるし。
よく賃貸の方が最終的に得だという話もあるし自分もそう思っていたけど、間違っていたと思う。
確かにローンを背負うのはリスクではあるけれど、元々払っていた家賃とさほど変わらないし、他人に払うよりは自分の家に払う方が気分がいい。
自分はシェアハウスに住んでいて、とても楽しかったしシェアするのがいいことのように考えていたけど、やはり家は所有した方が愛着が湧くし満足感がある。これは本能的なことなのかも知れない。
単純なお金の計算で計れない部分が世の中にはたくさんあって、一軒家を購入するというのはその最たるものなのではないかと思った。
シェアハウスを出て結婚して、そしたら次に向かい合うのは友人ではなく、間違いなく家族だろう。
これからの未来は家族としっかり向き合っていきたい。
シェアハウスに住むことは素晴らしいことだが、いつまでもシェアハウスにいるのは違うと思う。
馴れ合いは楽しいような気持ちになるが、それは本当の幸せではない。
誰かと本気で向き合うのに、シェアハウスは向かない。
馴れ合いしか出来ない人間にはなりたくない、と思った。