どこまでも青く。

世界一周後に一軒家を買い、妻とちくわとゆったり暮らす。楽しく子育てしよう。

世界一周してわかった、人が旅をする理由

なぜ、人は旅をするのか?

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それを今日はじっくり考えてみたいと思う。

いいところも悪いところも、全部考えてみる。

そもそも、旅人と呼ばれる人たちはなぜ旅をするのか?と聞いても

「え?そりゃ旅がしたいからでしょ。」

という答えが多い。

でも旅をしたことない人からしたら

「いやそりゃわかるけどもうちょいなんかこう、さ、あるでしょ?」

ってことだと思うから、その答えを出そうと思う。

過去に書いたことともかぶるが、これを総まとめとしたい。

これを見て旅に出てくれる人がでてきたら嬉しい。

逆に旅を辞める人が出てきてもそれはそれでいい。

 

 

ーー旅に出るべき人とそうでない人の違い

かわいい子には旅をさせろという諺がある。

長生きをするものは多くを知る。旅をするものはより多くを知る。というアラブの諺もある。

なんとなく誰でも旅にでたらいいみたいな風潮があるけど、そうでもないと思う。

 

僕が思う旅に出るべきではない人をあげてみる。

 

1、人生安定が大事。いや今幸せだしわざわざ苦労する意味がわからない、という人

→それはその人の価値観だしそれもそうだと思う。なんとなく毎日それなりに働いてそれなりに友達と遊んで幸せな家庭持てばいいじゃん的な。それも間違いなく幸せの一つの形だと思う。知らない方が幸せ、という考え方もある。

 

2、旅をすることでのメリットは?ねえメリットは?

→ねーよ。これ本当に思うんだけど、メリットデメリットで考えたら旅に出ることなんてデメリットの方がでかいに決まってる。

だって社会人としてはブランクになるわけだし、日本の社会って社会復帰しにくいし。

ただそれは、「日本で社会人として生きていく上でのメリットデメリット」であって、「自分のたった一度の人生」という面ではかけがえのない「財産」になる。

つまり、メリットデメリットで考える人は旅には向かないといういうことになる。

とはいえ、実際大体の人はメリットデメリットで考えると思う。だけどよく考えてみてほしい。

僕らは何のために生まれてきたのだろう?

安定してお金を稼ぐためか?

 

違うだろう。幸せになるため、だ。

 

幸せとは何か、を考えた時、メリットデメリットという言葉はあまり意味を持たなくなる。

 

逆に旅に出るべき人は?

1、自分の人生に違和感を感じている人

→毎日同じような仕事して、なんと無く遊んで。このままでいいのかと。

明日死ぬかもしれない人生をこんな感じで生きてていいのかという人。

 

2、今の仕事マジつらたん。辞めたい。マジやめたい。という人。

→僕の場合がこれです。仕事辞めるなら旅にでも出るか、的な。それだけじゃないけど。

 

3、日本でそろそろ楽しいことなくなってきたひと。

→そもそも日本って狭いよね。楽しいことも限界がある。

 

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ーーー旅に出るべき年齢とは?

それは「25歳」または「23歳」だ。

なぜ二つあるかというと、「社会人を3年経験してから」というのが最適な時期だと考えるからだ。

なぜか?

簡単に言えば、大学生だとまだ日本の社会も知らないから旅に行っても日本と比べられないし、逆に歳をとってからでは自分の価値観が固まってしまっている場合が多いからだ。

ただこれはあくまで理想で、結論としては何歳で行ってもいいと思う。

 

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ーー旅での出会い

日本で普通に暮らしていて出会うひとの幅が100だとすると、旅に出ればそれが1000にも10000にもなる。

日本で暮らしてた時よりも、シェアハウスで出会ったひとよりも、数で言えば何倍も面白い人たちと旅中に出会った。日本人も外国人も含めて。

特に外国人は生きてきた環境も文化も全く違って、その違いによって話してると自分の考えの世界がどんどん広くなっていく。

はっきりいっておれは、海外経験がない人は井の中の蛙だと思っている。

旅に出てれば偉いとかそういうことではなくて、いろいろ興味がある人ほど日本から出たらこんなに面白いのにな、と可哀相に思う。

 

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ーーで、いやもう旅に出たらどう変わるのよ?

自分の例で言うと、

・外国人に対する偏見が無くなった。

→特に外人は空気読まない的なのとかあれは全くの嘘ね。

 あと中国人でも上品な奴がいて、アメリカ人でも暗い奴がいる。

 

・自分はアジア人であるという感覚の芽生え

→これ日本にいたら絶対無理。というか人種差別されたことないと無理

 

・意外と世界中どこでも暮らしていけるなおれという自信の獲得

→同時に自分の弱い部分も剥き出しになる。

 

・清潔?なにそれ感

→インドでは手を使って用を足し、手を使ってご飯を食べる。

めちゃくちゃ汚いところでも寝る。これらは旅人はやらざるを得ない。

インドの下町で洗剤使って皿を洗ってる人を見たことがない。洗剤、いらなくね?

インドに長めにいると清潔ってなんだよ?意味あんの?ってなっちゃう。

そもそも旅中は靴下を履かない生活をして、靴下を履く意味もわからなくなった。

 

・日本マジ最高なんじゃね?

→日本食まじうまい。コンビニ便利。女の子かわいいってことに気づいた。

 あと本当に治安がいいって大事。

 

・日本のことおれら知らなさすぎ、勉強しよう

→いろんな国の人が集まると、各国の歴史の話にたまになるんだけど、語れない。

勉強不足は置いといて。なぜか?

日本という国がほぼ単一民族だから、いろんな国の人と日常的に接する機会が少ない。だから自分の国について語る機会も少ない。いや日本にも外国人いるじゃんとか思うかもしれないけど、日本にいる外国人は当然日本が好きで、日本人よりな人が多い。イスラエル人とか、日本が嫌いな人とかとなかなか会えないじゃん?日本のシェアハウスで会う外国人と現地で会う外国人は人種が違う。

 

・視野が広がる

→海外に出たら視野が広がるって一般的に言われてるけどなんだよそれ、っておもってたけど、なるほどこういうことかと。

簡単に言えば「比較ができる」ってことだと思う。

日本って道狭いなとか。ニュージーランドは道広かったなあとか。電車時間ぴったりとか実際頭おかしいなとか。

インドは電車4時間遅れてきたなあとか。やっと乗って指定席なのに誰か座ってておれの席だって言ったら、そうか、じゃあ一緒に座ろうってなってお菓子くれたりしてしかも娘さんが美人でうーんまあいいかってなったりとか。

 

結局のところ自分の知見を広げるには、外国人と意見を交わしたり一緒に暮らすのが一番だと思う。本を読んだりとかでも知識は得られるけど、やはり体験に勝るものはない。例えばテロの話も、ニュースで見るのとイスラエルに行って何回も経験してるイスラエル人から直接聞くのとでは雲泥の差だ。

 

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ーーー旅中ってなにするの?

 

基本なにもしません。笑 ていうかみんなどんなイメージ持ってるか知らないけど、ぶっちゃけ旅人とか言ってるけどただ海外でニートしてるだけだからね。

そのなかでも本当にマリファナ吸ってだらだらしてるだけの人と、街に出ていろいろ散策する人とかボランティアする人とか、当然いろいろいる。

旅の本で有名な深夜特急もインドで沈没(なにもしないでだらだらすること)してるところからはじまったりする。

ただこれのなにが悪いんだとも思う。人生常に成長してなきゃダメなのかと。ただだらだらする時期があってもいいんではないかと思う。俺の旅のテーマは「人生の夏休み」だったので。日本という国、特に東京は流れてるスピードが速くて、ゆっくり歩きづらい。

ただ、おれはそこまでだらだらはしてない。わりと毎日違うことがあった方がいい派だったから大体散歩していた。でも水曜どうでしょうを最初から全部見るぐらいには暇だった。時期によっては引きこもっていた時期もある。

宿では、バックパッカー(安宿)なら友達を作って晩御飯を食べたりする。ただ正直、容易ではない。チャンスはキッチンで料理を作ってる時だ。本当は塩があっても塩を借りたりとか。あとは大体ドミトリーっていう相部屋だから入った時に話をして、明日どこどこいくんだ、え、まじかよおれもそこ行こうって思ってたんだ、一緒に行こうぜパターンとか。そのまましばらく一緒に旅したりとか。繰り返していくことで経験値が上がっていく。仲良くなれてなかったら絶対にできない経験も数多くあった。その辺は旅の醍醐味だと思う。

 

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ーーー全ての趣味のなかで究極系が「旅」である

趣味とはなんだろうか?人はなんのために趣味に時間を費やすのか?

自分なりの答えは、「非日常を体験するため」だ。息抜きするため、とも言える。

大体の人は普段仕事をしている。その「普段」では体験できないことを趣味に求めるのだと思う。スキーとかサーフィンとか、手芸とか映画見るとかフェスに行くとか。非日常はわくわくする。

旅に出れば、その全てが毎日好きなだけできる。

スキューバダイビングとか興味なかったけど、暇だからなんとなく潜っているうちにライセンスをとったりした。

というか、旅をする、という行動自体が圧倒的に非日常だと思う。

朝起きて、今日どこへ行くか?何をするか?

何もかも自分で決める。周りには自分を知っている人は一人もいない。

みたことがない景色と人たち。嗅いだことがない匂い。みたこともない場所に行き、良さげな場所に泊まる。良さげじゃないところにも仕方なく泊まる。笑

 

あと、英語が通じない国に行けば周りの文字がなんて書いてあるかわからない。誰に話しかけても言葉が通じない。それでも食べ物を手に入れなければならない。泊まる場所を見つけなければならない。なにこのサバイバル。やべえ。話しかけてきたやつ怪しいなこいつ絶対詐欺だろ。なにこれあれじゃんもうドラクエじゃん(わくわく)的な。

心じゃなくて細胞が興奮している感覚だ。

 

 

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ーー海外で働くということ

ワーホリをすると、所詮バイトだけど、海外でいろんな国の人たちと一緒に住み、一緒に働く。

こんなん仲良くなるに決まってるやん?まあおれは日本人が多かったけど。

なんていうかいかに日本人が真面目に働いているかを痛感させられる。

働き方も好きな時間に行って好きなだけ働いたり。野菜を畑から手で取ったり。大変だけど今となっては貴重な体験だったと思う。

ニュージーランドでは周りのパプアニューギニアとかの人達が出稼ぎに来たりするんだけど、その人たちと働いてると、そうか自分も出稼ぎ労働者か。おれ今、出稼ぎ労働者の移民か。なにこれワクワク!という状態になった。

 

自分に合わなかったら三日、あるいはその日に仕事を辞めるということも日常的になる。マレーシア人3人と一緒に仕事を探して4人で車で回ってた時期は、面接で当たり前のように経験がないこともマレーシア人たちがやったことあります、と嘘をついていた。自分にはない部分だと思った。

オーストラリアでは二ヶ月半で普通に暮らしながら40万貯金した。それができたのもインド人に気に入られたからだと思う。めっちゃ狭い部屋に違うインド人と2人で暮らしていた経験も生きているのかもしれない。インド人と仲良くなるコツはブラザーと呼ぶことだ。

 

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ーーー日本に帰ってからのことが不安ではなかったのか?

→不安に決まってる。不安だった。だけど、もう日本に帰ったらクソみたいな人生でもいい、むしろそれぐらいじゃないとこんないい経験しちゃだめだろ、と思っていた。だってみんな日本で普通に働いてんのに、なんとなーく毎日ダイビングしたり、インドで現地のインド人と地下鉄でナンパしてそのあと廃墟のデパートで飲んだりとかしてるんだよ?不安がかき消えるほどに、人生が充実してたと思う。

ふとした瞬間に不安になる瞬間もあったが、不安になることが何の意味があるのだろう、と考えたりした。

 

旅中は一人の時間が増える。テレビもネットも使えない時間が多い。必然的に自分と向き合う時間が多くなり、自分の人間性、人生の意味を自然と考えてしまう。

たまにフェイスブックで日本の友達が楽しそうな投稿をしてると、一瞬後悔しそうになる。ただ自分の場合、旅中は毎日ブログを書くぞ!と思っていたが、皮肉なことに旅をして充実すればするほど書いてる暇無い、っていうか書くわけ無いじゃん、っていう感じになる。ネットで公表できることなんてほんの少しだし、自分の手帳に書くことの方が多くなる。公開されている旅の情報なんて、ほんのうわべだけだと思う。

 

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なぜ、旅をするのか?

いろいろな答えがあると思う。

ただこれだけは伝えておきたい。

 

旅に出るなら「今」だということ。

 

人生は短いとかそういうことじゃなくて。

はっきり言って、旅は、「日に日につまらなくなって」いるからだ。

バックパッカーの聖地の一つ、タイのカオサン通りは1年で宿の料金が倍に上がっていて、昔は必死に売りつけていた人たちもどうせ客はいくらでもいる、とばかりに無関心。

マサイ族ですら携帯を持つ時代。スマホで世界中の人たちは世界中の情報を手に入れられるようになり、世界に秘境はどんどん無くなり、「世界中どこに行っても一緒」になっていく。

全く違う価値観を持った人々が、どんどん少なくなっていく。

 

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もう、パソコンからの情報で知った気になるのはやめよう。

誰かが作った記事や映像をいくら見ても、あなたが見ているのはパソコンのモニターだ。

 

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旅に出よう。あての無い旅に。旅の思い出は、どこに行ったかでは無く、誰と出会ったかが強く心に刻まれていく。

 

 

 

どこかの民族の言語には「明日」という単語がないという話を聞いた。

 

 

 

明日を考えるなんて、本当は何の意味も無いのかもしれない。

 

 

 

後悔はぼくに何を教えてくれただろう?

 

 

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なぜ、旅をするのか。

 

 

 

 

その答えは、あなたの中にある。

 

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