瞬間を買うこと。
カメラを買うことは瞬間を買うことだと思う。
うちにはチワワがいる。その名もちくわである。
ペットショップで生後間もない状態で我が家に来た。
手に持つと頭が余るくらいで、本当に小さかった。
だが一、二ヶ月であっと言う間に大きくなった。
小さかった頃の写真が、結構少ない。
本当にめちゃくちゃ可愛かったのに、なぜもっと写真を撮らなかったのだろうと、後悔している。
今でも十分かわいいけど。
人生とはどれだけ美しい瞬間に出会えるかだと思っている。
その瞬間を、残しておく方法が写真を撮ることだ。
写真は、美しい瞬間を永遠にすることが出来る。
世界一周してた時もカメラを持って行ってたが、写真を見返すと当時の記憶が溢れ出してくる。
あの瞬間の空気感。現地で出会った名前も知らない人。
僕にとっては大切な宝物だ。
今の日常でも、リビングで愛犬のちくわと嫁が晴れた日に昼寝しているのをみて、美しい、と思った。
ウユニ塩湖で写真を撮った写真も美しい写真だけど、家族と過ごす何気ない瞬間にも美しい瞬間は隠れているのだ。
そして、うちにはもう少しで子供が生まれる。
自分の周りにもどんどん赤ちゃんが生まれていて、赤ちゃんの成長はとても早いと感じる。
子供の写真を撮ることはもちろん自分達のためでもあるけど、子供のためでもあるし、むしろ家族全体の幸せの為と言える。
写真を撮ることは、愛だと思う。
家族って当たり前のようだけど、愛してる人といて、さらにその相手との子供が出来ることで完成された奇跡のような集団だと思う。
何に価値を感じて、何にお金を払うかだけど、少しいいカメラを買うのは、愛すべき瞬間を残すものとして、とても価値があると思っている。
最近のスマホはキレイだしスマホで十分と言う考え方もあるとは思う。
だけどやっぱり良いカメラとスマホではやっぱり差がある。
これは感覚の話だけど、スマホの写真は味気ないのだ。
スマホの写真は記録が撮れて、カメラの写真は記憶が撮れる。
そんな風に感じる。
時代は進歩して今はミラーレス一眼という小型なカメラがもう普通の一眼と大差なくなっている。
プロもミラーレスを使う時代だ。
自分もミラーレスを使っている。
これからもたくさん持ち歩いて、たくさんの瞬間を切り取るのが楽しみだ。
いつかその写真を家族みんなで見返したりする未来が待ってると思うと、ワクワクする。
自分達がいかに君たちを愛してきて、君たちがいかにかわいくて幸せを与えてくれたかを伝えたい。
生まれてきたら大変な枚数を撮りそうだ。。。笑