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どこまでも青く。

世界一周後に一軒家を買い、妻とちくわとゆったり暮らす。楽しく子育てしよう。

2016年に読んだおすすめ本ベスト5

2016年は結構本を読んだので、

自分が読んだ本のベスト5を書いてみようかと思います。

ネタバレはしないように書いていきます。

 

ちなみに2015年の1位はこちら

 

その女アレックス (文春文庫)

その女アレックス (文春文庫)

 

 いや表紙みたら読む気しねぇぇ

なにこれ怖そうホラー?無理無理(ヾノ・∀・`)

って感じだと思うんですけど、めちゃめちゃ面白いです。

ミステリーで海外で賞を取ってて、日本でも史上初の6冠とか取ってめちゃめちゃ話題になってましたね。

確かにグロい描写もあるんですけど、予想は見事に裏切られます。

ミステリーって予想が裏切られる瞬間の感じがたまらないですよね。

ミステリー好きなら絶対間違いないし、ミステリー好きじゃない人にもおすすめです。

正直途中でちょっと飽きたけど、最後まで読んで本当に良かった作品でした。

よくある最後の何行で大どんでん返し!とかいうのではないし、読み終わった時もなんかもうなんだこれどうしようこの気持ち!ってなりました。

本が好きな人もそうきたかって感じで、楽しめること間違いなしです。

 とにかく本当にすごい作品でした。

 

さて、ランキングにしようかと思ったんですけど、どれも同じくらいよかったので順番に5つ紹介します。

 

まずこちら

何者

 

何者 (新潮文庫)

何者 (新潮文庫)

 

こちらについてはこの記事も読んでもらえたらと思います。

 

yonksy.hatenablog.com

 

映画はいまいちだったな。。

あなたは何者なのか?という話。

就職を前にした大学生の物語なんですが、ツイッターがかなり重要な要素で、その使い方とか心情がまあリアル

こういうやついる!みたいなのがめちゃめちゃあって、今の時代の若者とか就活の異常性とかかすごくよく描かれてます。

就職する段階で僕らは何者かにならなければならないのですが、その葛藤は誰しも経験したのではないでしょうか。

周りの人の内定が決まっていく怖さ。それを見て必死でがんばる周りの友人たち。

就職しないで夢を追いかけてる友人を見たときの感情とか、何社も受けてるのに受からないで何者にもなれないあの恐怖とか。

夢を追いかけてる人の内心抱えてる不安とか、自分は人とは違う、と思っていたあの頃の気持ちとか。

最後の方はドキッとさせられて、ある意味ホラーな感じもあります。

若者でなくても就職活動を経験した全ての人にオススメです。

ちなみに、続編?の何様という本も出てます。

 こちらは短編集ですが、これもなかなか良かったです。

最初の話が学生時代の甘酸っぱい恋の話で、これがまたもう。。はあああん!ってなります。

この作者は青春ものを書かせたら、本当に素晴らしいです。

 

そして

 

コンビニ人間

 

コンビニ人間

コンビニ人間

 

芥川賞を取った作品です。

薄い本なので、サクッと読めます。

アメトークの読書芸人でもかなり取り上げられてましたね。

なんていうか読み終わって、うっひょー面白かったー!っていう本じゃないんです。

普段本をあまり読まない人が、どれ一年ぶりに読んでみるか、みたいに読んで楽しめるかって言ったら、そうじゃないと思うんです。

きっと読書好きな人が好きな本なんだろうな、と思いました。

だけど現代の社会問題を取り扱ってる側面もあるし読みやすいから、みんなに読んで欲しい作品ではあるんです。

ただ娯楽感は薄いなと。

面白い本ってこんな感じかーと思われたら、いやそれは違うぜ!と言いたくなるけど、でも読んだらいいよ、と言いたくなる本です。

読んだ人はコンビニの見方が少し変わります

というか、働く人の見方が変わります

読んだ直後はコンビニにいく度に意識しちゃうこと間違いないです。

関係ないけどこないだコンビニのレジで、

女子高生らしき店員さんがレジを通さずに商品をどんどん袋に入れていってて、

あれなんだろう、コンビニの天使様かな?と思ったけど、

ミスに気付いたのか、普通に謝られて普通にレジを通されました。

 

世の中そんなに甘くはないのです。

 

 

続いて

 

れもん、うむもん!

 

れもん、うむもん! ――そして、ママになる――

れもん、うむもん! ――そして、ママになる――

 

育児漫画業界初のマタニティーブルー漫画。

読んで本当によかった育児本。

最初の始まり方が

「出産は、しんどかったです」から始まります。

「おもてたんとちがう」と背表紙には書いてあります。

結局のところ、男性には出産の「何が」大変なのかわかりません。

それがこの本を読めばかなりわかります。

作者が産後うつになった友達に、どういう本が欲しかったのかを想像して書いた本らしいです。

漫画としても絵がかわいいし、普通に面白い。

最後には感動しました。

産後うつってなんでなるのかこれを読むまではわからなかったし、出産、育児をすることの大変さ、素晴らしさがわかりました。

出産を控えている友達に、ぜひ送りたい本です。

いま奥さんがうつっぽい人も是非奥さんに読ませてあげてください。

yonksy.hatenablog.com

 

 

続いて

 

スローハイツの神様

 

スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)

スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)

 

 

スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)

スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)

 

 

友達のブログを見て買いました。

 

辻村深月の大ファンが、彼女のオススメ10作品について熱く語る 〜読む順番を決して間違えてはならない〜 - きりくちぶろぐ

 

シェアハウスに住む予定、または住んでる人に特にオススメしたいです。

この人の作品は初めて読んだんですけど、登場人物がとても魅力的だなと思いました。

いそうでいない感じだけど、こんな人達と暮らせたら幸せだろうな、とか、この世界に入りたいな、と思わせてくれます。

自分も住んでましたがシェアハウスって色々な人が住んでいて、当然仕事も上手くいっている人もいればそうでない人もいるし、夢を追っている人もいれば、普通に無難に働いてる人もいるんですよね。

たぶん表にはださないけどお互いに羨ましく思ってたりとかそういう部分があって、その辺も表現されていて、とても引き込まれました。

恋愛も当然あるわけですが、みんなが上手くいくわけでは当然なくて。

自分とその相手はシェアハウスの中だけの世界だけど、相手にも当然シェアハウス以外の世界もあって、そのもどかしさとか、色々あるわけで。

なんだかまたあのころに戻りたいような、そんな気持ちにさせられました。

全体を通してそんなにドロドロした感じではないので、読み終わっても爽やかな気分になれます。

とても素敵な小説です。

 

 

続いて

 

ゼロ

 

 

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

 

ずっと興味があったけど今さらになって読みました。

ホリエモンが逮捕されてから獄中生活を経てまた活躍するまでの話で、本人による自叙伝です。

ホリエモンがどういう人か全然知らなかったけど、この本を読めば大体わかります。

こんなに苦労したんだなあと驚きましたが、だからこそ今の活躍があるんだなと納得しました。

ホリエモンって冷徹でなんかいけ好かないって人多いと思うんですけど、やっぱりすごい人だし、本もこれだけ売れてるからやっぱり面白いわけです。

獄中生活を経験するなんて普通はないわけだから、そこで気付いたことの話とか、ダメな部分の話だとか色々書いてあって、改めてすごい人だと感じました。

結局どんなところにいても自分の意識のもちようで人生は変えられることを学びました。

あえてここに刺さった言葉はかきませんが、僕らの人生に役立つこともたくさん書いてあるので、是非読んで頂きたいと思います。

 

最後はこちら

 

移民の宴 

移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活 (講談社文庫)

移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活 (講談社文庫)

 

この本は誕生日に友達にもらいました。

タイトルの通り、日本に移民として来ている人達はどんな食事をしてるのか?を追っている本です。

実際にいる人や場所を追っているので、行こうと思えばその場所に実際に行けます。

東京にはいろんな外国人がいるのは知っていたけど、普段どういうものを食べてるのかは知らなかったです。

ミャンマーの寺院が東京にもあって休みの日にはご飯が振舞われているとか、ベリーダンサーの女の子の物語とか、実話なのでとにかくおもしろい。

ぼくも昔ワーキングホリデーでオーストラリアとかニュージーランドで移民だったわけですが、結局故郷の味が恋しくなるんですよね。外国人と一緒に日本食を通して交流したものです。

その国の文化を知るには食事、というのは欠かせないものだと思います。

紹介されてるのはいわゆる先進国のものではないから、知らないものばかりで本当に興味深いです。

諸外国に比べて移民が割と少なめな日本ですが、東京にはわりと外国人の方がたくさんいるので、もう少し出会ってみたいなあと思いました。

同じ東京が違った風に見えてくるきっかけになる本です。

 

以上、ベスト5でした。

 

いい本は人生を豊かにしてくれます。

今回紹介した本は、自信を持っておすすめ出来ます。

2017年も、あなたの読書ライフが豊かな年になりますように。